神戸の子どもたちが織りなす！下町ミュージカル映画『出前少女タンポポ』が公開

神戸発の下町ミュージカル映画『出前少女タンポポ』が2026年公開！

子どもたちが主役の新たな映画が神戸から生まれました。その名は『出前少女タンポポ』。この作品は、地元の長田区を舞台とした下町ミュージカル映画で、2026年1月9日（金）より、OSシネマズ神戸ハーバーランドで公開される予定です。映画に描かれるのは、小さなラーメン店で育った少女・タンポポの成長物語。彼女は出前先のダンススクールに興味を抱き、密かに通い始めることで、知らなかった世界に一歩踏み出します。

映画は、実際のロケ地として、長田区のラーメン店やスナック、商店街のシーンを取り入れ、地域の学校や子どもたちとの密接な連携により生まれた作品です。監督を務めるのは鬼村悠希氏で、音楽は岡本崇氏が手がけています。作品は727名の地域の子どもたちと一緒に撮影したダンス・ミュージカルシーンと共に、多彩な出演者が息を吹き込んでいます。

映画の魅力とは

『出前少女タンポポ』の魅力は、何と言ってもそのストーリーと歌の数々に尽きます。ラーメン店で働く少女が出前を通じて様々な出来事に挑む様子が、感動と共に描かれ、観る者の心を惹きつけます。また、映画の終盤では、大勢の子どもたちと共にダンスシーンが展開され、色とりどりのパフォーマンスが詰まったフィナーレが待っています。

撮影と制作の裏側

この映画の制作には、地域の人々の協力が欠かせませんでした。撮影が行われたロケーションは、実際に地元で営業している店舗や地域社会の場であり、それぞれが持つ独特の魅力が生かされています。また、製作には神戸甲陽音楽＆ダンス専門学校やミュージカルプロ養成校ダンスオブハーツの協力があり、専門知識が生かされている点も魅力です。

公開情報と特別上映

『出前少女タンポポ』は、特別上映として、同時に神戸・南京町で撮影された青春料理バトル映画『キッチンオブドラゴン』や神戸発の短編映画と共に上映されることが決まっています。特別鑑賞料金は、大人1200円、子ども600円（高校生まで）ですので、ぜひ家族みんなで楽しんでほしいです。

クラウドファンディングの取り組み

更に、劇場公開を支援するためのクラウドファンディングも実施中です。映画を応援したい方は、2025年12月26日までCAMPFIREにてプロジェクトが募集中です。支援していただいた方には、特典も用意されているので、ぜひ参加してみてください。

この夏、神戸で生まれた新たなミュージカル映画『出前少女タンポポ』。子どもたちの夢や成長が描かれた、心温まるこの作品を映画館でぜひお楽しみに！