大阪市西淀川区で行われた大規模防災訓練
2025年11月30日、大阪市西淀川区竹島に位置するガリレイグループ本社ビルで、地域住民を対象とした大規模防災訓練が実施されました。この訓練には、約170名の地元住民が参加し、実践的な避難誘導や、津波避難ビルの役割についての説明などが行われました。
津波避難ビルの重要性
ガリレイグループ本社ビルは、津波などの水害が発生した際の緊急避難場所として「津波避難ビル」に指定されています。南海トラフ地震発生時には、最大約5mの浸水が予想され、地域全体が影響を受ける恐れがあります。実際に津波は、地震発生から約120分で到達するとされているため、住民は90分以内に避難する必要があります。このような状況に備え、今回の訓練は非常に重要な役割を果たしました。
訓練の内容
防災訓練は、西淀川区役所および竹島地域活動協議会の要請を受けて実施されました。訓練内容は以下の通りです:
- - 避難経路の確認
- - 避難場所として用意された立体駐車場および本社ビル8階会議室の視察
- - 能登地震に関するDVD視聴
- - 江崎グリコ株式会社による避難所での健康プログラムの実施
これにより、参加者は避難経路を確実に確認し、緊急時に必要な行動を大いに学ぶことができました。
避難訓練の成果
訓練を運営した地域防災リーダーの方々からは、「実際の避難経路や避難場所を確認できて非常に有意義だった」との感想が寄せられました。また、「地域住民の防災意識向上に大きく寄与した」という意見もあり、参加者全体の防災に対する理解が深まったことが伺えます。
今後の取り組み
ガリレイグループでは、今後も地域と連携し、防災意識の向上と地域の防災力強化に全力で取り組んでいく方針です。地元住民が安心して暮らせる環境を育むために、引き続き地域との協力を大切にしながら、様々な防災活動を進めていく予定です。
防災訓練の概要
- - 日時:2025年11月30日(日)9時~11時
- - 場所:ガリレイグループ本社ビル(大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18)
- - 参加人数: 約170名
- - 内容: 避難誘導訓練、津波避難ビル概要説明、能登地震に関するDVD視聴、避難所での健康プログラム
- - 主催: 竹島地域活動協議会
- - 協力: 西淀川区役所、江崎グリコ株式会社、ガリレイ株式会社
地域とともに災害への備えを進め、安全で安心な生活が送れるよう、これからもさまざまな取り組みを重ねていきます。