歌舞伎と伝統工芸の交差点
毎週水曜日の夜10時から放送される『冨永愛の伝統to未来』の特別編が、石川県の魅力を深掘りする内容で注目を集めています。今回のエピソードでは、著名な歌舞伎俳優である尾上菊五郎さんが、石川県加賀市に伝わる山中漆器の生産地を訪れます。山中漆器は約400年の歴史を持ち、伝統的な技法に基づいた美しい漆器が生産されており、日本一の生産量を誇ります。
山中漆器の魅力
山中漆器は、現在も多くの職人によって受け継がれています。尾上菊五郎さんは、木地師や塗師、蒔絵師といった職人たちと実際に触れ合いながら、彼らの技術や情熱を体感します。木地師の工房では、丸太を輪切りにした断面から形を取る「縦木取り」の技術を見ることができ、さらに、ノミを使って模様を施す「ビリ筋」に挑戦しました。果たして、歌舞伎の所作と同じように、華麗に模様を描くことができたのでしょうか。
また、塗師の工房では、漆の乾燥前にロウソクの火であぶり、煤で模様を施す「叢雲塗」を体験し、工芸の深い味わいを感じることができました。これらの体験を通じて、菊五郎さんは伝統工芸と歌舞伎の共通点を見出し、息子の菊之助さんに対する稽古の悩みを語ります。厳しすぎる指導に悩まされている菊之助さんの声が耳に浮かびます。
加賀料理との出会い
菊五郎さんが訪れたのは、加賀料理を守り続ける「かが幡亭」。創業から47年の老舗で、厳選された加賀の食材を使用した料理を提供しています。このお店では、九谷焼や山中漆器の器に盛り付けられた美しい料理を楽しむことができます。加賀料理の中で特に人気なのが「治部煮」と「蓮蒸し」です。これらの料理は、地元の食材を生かしつつ、職人技が光るそのプレゼンテーションが魅力です。
さらに、菊五郎さんは、加賀市に数少ない「坂網猟」で捕まえた鴨料理にも迫ります。年間約200羽しか捕れない貴重な鴨を使った料理の味わいは、まさにこの地域ならではの特権。伝統猟法「坂網猟」を肌で感じながら、加賀の豊かな食文化を体験する菊五郎さんの姿は、見る者に感動を与えます。
プレゼント企画
さらに、この特別編では、菊五郎さんが選んだ山田マコさんのお椀を視聴者にプレゼントする企画も行われます。番組内で発表されるキーワードを答えることで応募ができるので、是非お見逃しなく!
放送情報
『冨永愛の伝統to未来 山中漆器編』は、1月21日と28日の水曜日、夜10時からBS日テレで放送予定です。また、ロケ中のオフショットが公式SNSでも配信されるため、そちらもチェックしてみてください。歌舞伎と伝統工芸の出会い、そして加賀の魅力が詰まったこの特別編から目が離せません!