大阪エリアに見るデザート類の購入先の変化
長引く物価高が影響を与える中、スイーツの購買先が変わりつつあります。マクロミルのレポートによると、スイーツの購入金額は2018年から2025年の間で28%増加しました。この成長は特に「生菓子」や「半生菓子」によって支えられていますが、デザート類もその一翼を担っています。
スイーツ市場全体が好調
調査結果によれば、スイーツ市場全体の購買金額は2018年からの7年間で28.3%も増加しました。特に時期によってスイーツの人気が上昇した要因としては、2020年のコロナ禍が挙げられています。この期間に多くの家庭がスイーツを“自分へのご褒美”として購入するようになったからです。
生菓子や半生菓子が牽引
具体的な数値を見てみると、団子やシュークリームなどの「生菓子」は39.2%、チョコパイやドーナツなどの「半生菓子」は29.3%増と好調です。一方、プリンやゼリーなどの「デザート類」は11.7%の緩やかな成長にとどまっていますが、近年はその単価が上昇しています。
デザート類の価格上昇
デザート類の平均単価は、2018年と比較して26.7%も上昇しています。これは原材料費の高騰や冷蔵流通・店頭管理コストの増加が影響しています。特に「高価格帯」デザートの購買金額が113.9%も増加しており、この動向は共働き子育て世帯による支出が大きくなっている証拠です。
高価格の商品が人気
デザート類の中で700円以上の高価格商品は、主に共働き子育て世帯に支持されています。忙しい日常の中で少し贅沢を味わいたいというニーズが高まっています。データによると、共働き家庭のデザート購買における構成比は27.7%にのぼります。これに対し、300円から699円の中価格帯はシニア女性が主に購入している様子。
購入先の多様化
購買先の選択肢も広がっています。スイーツの購入に関して、依然としてスーパーマーケットが最も多くのシェアを占めていますが、ドラッグストアが最近急成長しており、その増加率は53.3%に達しています。逆に、コンビニエンスストアは24%減少しました。これは、購買率が22.2%も減少したためで、スイーツの購入先が従来の業態から多様な選択肢へと移行していることが伺えます。
まとめ
このように、大阪エリアにおけるデザート類の購買動向は変化の真っ只中です。共働き世帯の増加や住環境の変化により、スイーツに対するニーズは多様化しています。今後のスイーツ市場の動向を見守りたいところです。特に、リーズナブルな価格帯から高価格帯へと、消費者の嗜好がどう変わっていくのかが注目です。