大阪の夢洲で体験する「ミライスケッチキャッスル」
夢洲で開催される「ミライスケッチキャッスル」は、大阪・関西万博に向けたプロジェクトの一環として、子どもたちが描く「未来のまち」を大型プロジェクションマッピングで世界に発信するための参加型アートイベントです。このプロジェクトは、インバウンド向けの観光コンテンツ開発を手掛ける株式会社OUGIによって実施されています。
「ミライスケッチキャッスル」の概要
「ミライスケッチキャッスル」は、株式会社ワコムの液晶ペンタブレットを使用し、親子で自由にデジタルお絵描きができる「ミライスケッチパーク」と連携しています。このイベントでは、参加者が「未来のまち」をテーマに自分の想像した未来都市の人々や建物、乗り物などを描くことができます。その絵は、夢洲で夜空に浮かぶお城に映し出され、大阪での大型プロジェクションマッピング「MEGA CANVAS」に投影される仕組みです。このように、梅田と夢洲をアートで結ぶことで、子どもたちの夢が広がり、世界に届けられます。
参加方法と実施詳細
「ミライスケッチパーク」は、JR大阪駅5階の「時空の広場」で、2023年7月1日から10月31日まで開催されています。参加は無料で、毎日午後1時から午後8時まで活動が行われています。絵を描いた後は、Webサイトを通じて自分の作品を常時閲覧でき、万博会場での投影日に自分の絵が映されることを指定することもできます。このプログラムはリアルな会場とデジタルコンテンツを結ぶ重要な役割を果たしています。
Webサイト:
ミライスケッチキャッスル
使用する液晶タブレット
体験に使用される液晶タブレットは、以下の2種類です。
Wacom One
Wacom MovinkPad
特にWacom MovinkPad 11は、軽量設計で持ち運びやすく、PC接続が不要なポータブルクリエイティブパッドです。初心者やデジタルアートに自信のある方も自由に夢を描くことができます。また、ドローイングアプリにはセルシス社の「CLIP STUDIO PAINT」が使用されています。
アーティストコラボ
さらに、大阪出身のアーティスト「ktym」さんとのコラボレーションも展開されており、彼女が「ミライスケッチパーク」で制作した作品も、「MEGA CANVAS」に投影される予定です。アーティストの詳細は、彼女の公式SNSアカウントを通じて確認できます。
今後の展望
「ミライスケッチキャッスル」は、今後さらに多様な施設や企業とのコラボレーションを目指します。子どもやシニア世代を含む幅広い層に、創造の楽しさと発信の機会を提供することが狙いです。また、「MEGA CANVAS」は、2025年6月6日から10月13日まで毎晩19時30分から22時にかけて、投影予定です。
公式サイト:
MEGA CANVAS
大阪・関西万博について
「OSAKA Satellite EXPO 2025」においても、来場者の活気を大阪の街へ広げるイベントが予定されています。未来の観光振興に繋がるこのプロジェクトは、万博期間中に多数の来場者を見込んでいます。様々なイベントが大阪の中心部で行われ、訪れる全ての人に素晴らしい体験を提供しようとしています。
この「ミライスケッチキャッスル」は、未来を描く子どもたちの想像力を引き出し、世界に羽ばたく機会を与える素晴らしい取り組みです。ぜひ、親子で参加し、未来の街を思い描いてみてはいかがでしょうか。