国際共修セミナー
2025-11-13 01:16:30

岡山大学が国際共修に関する特別セミナーを開催

岡山大学が開催した特別セミナーの概要



このたび、国立大学法人岡山大学は2025年11月4日、教職員向けの特別セミナーを開催しました。このセミナーは、文部科学省から採択を受けた「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」の一環として行われたもので、参加者は約100名にのぼりました。今回は、東北大学の副理事である末松和子氏を招き、「国際共修の実践と質保証:ICLルーブリックを活用した学びの可視化」と題して講演が行われました。

セミナーのプログラム



セミナーは、岡山大学の菅誠治理事・上席副学長による開会の挨拶で始まりました。その後に登壇した末松副理事は、「なぜ今国際共修なのか?」や「多文化共修とは?」といった基本的な概念について解説。東北大学が取り組んできたカリキュラムの国際化や多文化共修事業の事例についても紹介し、国際共修ルーブリックの開発プロセスとその具体的な活用法に触れました。

特に、末松副理事は国際共修科目の評価ルーブリックの重要性を強調し、自己成長や関係構築、協働、課題解決という4つの大項目に基づいて評価基準を分かりやすく説明しました。これにより、教職員の皆さんは、どのように実践的に評価を行えるかのヒントを得られたでしょう。

質疑応答セッション



セミナー後半では、参加者と講師との質疑応答が行われ、特に印象的だったのは「多文化共修における言語の壁をどのように克服するか?」という質問でした。末松氏は、言語能力を測るだけではなく、学びの深さに焦点を当てる重要性を指摘。これにより、参加者は多文化共修の意義とその難しさを再確認できたのではないでしょうか。

岡山大学の今後の取り組み



岡山大学は今後も多文化共修事業を通じて、さらなる国際化を図るとともに、地域中核・特色ある研究大学としての地位を確立していく計画です。このセミナーを足がかりに、多文化共修の進展に期待が高まる中、岡山大学の今後の展開に目が離せません。地域社会と連携しながら、共育共創を進める岡山大学の活動から目が離せません。

詳しい情報や今後のセミナーについては岡山大学の公式ウェブサイトをぜひご覧ください。


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