防火安全の未来を共にデザインする
2025年に開催される大阪・関西万博。そこに新たな力として参画するのが株式会社ファイテックです。このたび、消火剤メーカーのファイテックは、万博の運営において重要な役割を果たすサプライヤーとしての参加を発表しました。
万博におけるファイテックの役割
ファイテックは、万博会場の防火安全体制を強化するため、公式協賛企業である株式会社たまゆらとの連携で「ファイテック×たまゆら」を実施します。主に、自社製品「ファイテック投てき用消火用具」を提供し、来場者が安心して楽しめる環境を整えます。
これは万博協会が掲げる「すべての来場者にとって快適で安全な会場づくり」に基づくものです。万博を訪れる人々が安全に感じられるためには、防災体制の強化が欠かせません。ファイテックは、「火災から一人でも多くの人命を守り、人類社会に貢献する」という理念のもと、この取り組みを行っています。
技術革新による防災ソリューション
ファイテックは、長年にわたって培ってきた消火剤の開発技術を基盤に、AIやIoT、ドローンなどの先端テクノロジーを活用して、防災ソリューションの高度化を推進しています。特に、環境負荷の軽減と消火性能の向上に向けた研究開発は、現代社会における大きな課題に対する挑戦でもあります。
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」にもマッチしたこの取り組みは、技術革新による持続可能な社会の実現を目指しているとも言えるでしょう。
代表取締役社長の言葉
ファイテックの林 富徳社長は、「このたび、大阪・関西万博という世界的な舞台で当社の製品を通じ防災に貢献できることを大変光栄に思います」とコメントしています。防火・防災の重要性を伝え、SDGsの達成にも寄与する活動を行っていく意向を表明しており、万博を通じて国際社会に向けたメッセージを発信することを目指しています。
ファイテックの多様な製品群
ファイテックは、消防関連の化学製品を手掛けるメーカーであり、主力製品には「ファイテック投てき用消火用具」や「天ぷら油用消火剤」、業務用消火スプレーなどが含まれます。各種消火剤の開発においては、消防や防災の現場ニーズに応じた幅広い製品ラインナップを提供し、海外にも展開しています。
さらに、自衛隊との連携で開発したヘリコプター用消火剤注入システム「FEI」は、林野火災に対して高い効果を発揮し、具体的な課題解決にも寄与しています。こうした技術力があってこその万博参加であり、来場者に向けてさらなる防火意識の啓発が求められます。
SDGs達成への貢献
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、ファイテックは「安心で持続可能な社会づくり」に貢献することを目指しています。防災活動を通じて、多くの人々の命を守り、未来のいのちに寄与する姿勢は、現代において必要不可欠です。
終わりに
大阪・関西万博は、158の国・地域が参加し、国際的な文化交流が期待される場です。ファイテックの参画により、防災・減災の重要性が広がり、訪れる全ての方々が安心できる環境が整うことが期待されます。これからの2025年に向けて、万博とファイテックの取り組みに注目が集まります。