e-JanネットワークスがISMS認証を更新
東京都千代田区に本社を置くe-Janネットワークス株式会社は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を更新し、ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023の最新規格への移行が完了しました。この認証の更新は、企業が情報セキュリティに対する取り組みを強化し、その信頼性を高めるために非常に重要なステップです。
ISMS認証取得の経緯
e-Janネットワークスは、2018年1月にISMS認証の初回取得を果たしました。さらに、2022年にはクラウドセキュリティの規格である「ISO/IEC 27017:2015」の認証も受けており、強固なセキュリティ対策を講じてきた結果、今回の更新につながりました。最新の国際規格に適合したことを証明したことで、企業の情報保障の責任を果たしています。
テレワークと情報セキュリティの重要性
同社は、2020年6月からテレワークを基盤とする新しい働き方を実施しています。約80%の社員が在宅勤務を行っており、各自が出社のタイミングを自由に選べる環境を整備しています。この働き方は「e-Jan! Work Style」として、フレキシブルな勤務体制を推進しています。
テレワークの導入に際し、不正アクセスや情報漏洩を防ぐための情報セキュリティの強化も欠かせません。同社は自社開発のテレワークプラットフォーム「CACHATTO」を活用し、セキュリティを確保した環境で業務を行っています。このプラットフォームは、テレワークを安全かつ効率的に行うための機能を備えています。
認証の細かな情報
ISMS認証は、ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023の基準に基づいており、特にリモートアクセスサービスを使ったテレワークプラットフォームの開発・運用に焦点を合わせています。以下は、認証に関する詳細です:
- - 認証番号:IS 681141
- - 審査登録機関:BSIグループジャパン株式会社
- - 登録範囲:テレワークプラットフォームの開発・保守・運用及びクラウドサービスの提供
- - 初回認証日:2018年1月15日
- - 発効日:2024年1月15日(有効期限:2027年1月14日)
また、ISMSクラウドセキュリティ認証として、ISO/IEC 27017:2015も取得しています。この認証は、クラウドサービスにおける情報セキュリティをマネジメントするための基準を示しています。特に、CACHATTOクラウドとそれに関連するホスティングサービスに重点を置いています。
企業の今後の展望
e-Janネットワークスは、今後も情報セキュリティ向上に努め、企業と社員の安全を守るために、最新の技術と基準を採用し続ける必要があります。同社の取り組みにより、テレワークを活用する企業は、より安心して働ける環境が整っていくことでしょう。テレワークが普及する中で、情報セキュリティの重要性は一層高まり、企業にとって必要不可欠な要素となります。
会社概要
e-Janネットワークス株式会社は、2000年に設立され、セキュリティを重視したテレワークプラットフォームCACHATTOの開発・販売を手掛けています。代表取締役は坂本史郎氏で、現在118名の従業員が在籍しています。公式ウェブサイトではさらなる情報が得られます。
公式ウェブサイト:
e-Janネットワークス