大阪でシリア文化体験
2026-04-24 17:02:40

大阪のレストランで体感するシリア文化 –『SEKAI KITCHEN』の魅力

シリア文化を感じる体験が大阪で



2026年3月6日、大阪・京町堀にあるイタリアンレストラン「osteria égo」にて、体験型レストランイベント『SEKAI KITCHEN 〜シリア シリアウ オイシリア〜』が開催されました。このイベントは、NPO法人「Piece of Syria」や株式会社「人と音色」、一般社団法人「demo!expo」が共催し、シリアの文化を多角的に体験できる場を提供しました。特に料理、音楽、写真といった異なるアプローチでシリアの魅力を感じてもらうことを目指しました。

食文化の体験



イベントのメインとなるのは料理体験。シリア出身のシェフHiba Jamjoom(ヒバ・ジャムジューム)氏とosteria égoのオーナーシェフ山田真志氏が手掛けた料理は「シリアのハレの日」をテーマにしています。カラフルな前菜からデザートまで、シリアの伝統的なスパイスをふんだんに使った美しい皿が並び、参加者たちはその見た目に心を惹かれました。特に、参加者自身がスパイスを選び、自分だけのオリジナルスパイスを作る「スパイスバー」体験では、自らの手で新しい文化を体感する機会を得られました。

「このスパイスはあの料理に合う」と考えたり、「友達に渡したい」と感じる時間が、参加者にとっての新たな気づきにつながりました。料理は単なる食事ではなく、そこに込められた背景や思いを感じる媒体でもあるのです。

音楽の体験



料理だけでなく、音楽も重要な要素でした。サウンドアーティスト山本啓氏によるパフォーマンスでは、シリアの伝統的な楽器であるウードを用いたオリジナル曲が演奏されました。山本氏はトルコのイスタンブールで制作した楽曲を生演奏し、聴衆はその瞬間に異国の響きを体感しました。QRコードを使い、その楽曲を持ち帰ることもでき、参加者の記憶に残る体験が一層深まりました。

音楽と料理が一体となり、会場は求心力を増していきました。参加者による感想には、「この音楽を聴き、涙が出そうになった」という声もあり、異なる文化や感情が交差する場となっていました。

写真展とトーク



イベントでは、シリアの人々の日常を捉えた写真展も行われました。展示された写真には、Piece of Syria代表の中野貴行氏が記載したキャプションが添えられており、QRコードから関連動画を視聴できる構成が特長です。人が描く瞬間を通した体験は、参加者に「シリアを身近に感じる」きっかけを提供しました。

また、中野氏は20年にわたるシリアとの関わりを基に、シリアの日常や文化の豊かさについて熱く語ります。結婚式や家庭料理、文化の違いなど、日々の生活の深さが語られる中、参加者はシリアに対する見方が一新されました。「戦争や難民のイメージだけでなく、そこにある人々の生活文化を知ることが大事だ」というメッセージが響きました。

参加者の声



イベント後、参加者からの声は熱気にあふれたものでした。「シリアを単なる遠い国ではなく、共感できる文化を持つ場所と捉え直せた」、「視覚、嗅覚を通じてシリアを実感できた」など、五感から得た体験の重要性が強調されていました。知識から発展した「自分ごと化」、つまり参加者自身の生活や感覚に結びつく体験ができたことに感謝の意が伝えられました。

終わりに



このように、体験型レストラン『SEKAI KITCHEN』は、シリアの文化を間近で感じ、知識だけでなく感情の方面からもリアルな体験を共有する機会となりました。参加者にとっても、新たな視点でシリアを知る良いきっかけになったのではないでしょうか。関係者と参加者がつながり合い、国境を越えた心の交流が生まれる場となったことが大切です。今後もこのようなイベントが増え、国際文化の多様性を享受できる機会が広がっていくことを期待しています。


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