国際ハッカソン「Hack Yakumo 2025」での素晴らしい成果
2025年11月4日から14日まで開催された「第1回山陰広域国際ハッカソン Hack Yakumo 2025」は、日本を舞台に、海外からのトップエンジニアが集結したスペシャルなイベントです。このハッカソンの目的は、地域の社会課題を解決するためのアイデアを生み出し、技術や文化の交流を促進することでした。
多国籍チームが集うハッカソン
今回のハッカソンには、インドやミャンマー、さらには東欧諸国からもエンジニアが参加しました。参加者は、地域の課題を解決するために5つのチームに分かれ、AIを駆動とする開発プラットフォームを活用して新しい価値を創造するためのプロジェクトに取り組みました。特筆すべきことに、当社のインド出身エンジニアが加入するチームが、最優秀賞を獲得しました。
「聖地巡礼×星座」アプリの誕生
最優秀賞を受賞したプロジェクトは、「聖地巡礼」と自分だけの星座を作る体験を融合したアプリです。このアプリは、地域とファンをつなげる新たな体験を提供し、ユーザーが楽しむだけでなく、地域の魅力も引き出すものとなっています。この際のUI/UXデザインやチームの開発力についても、高く評価されました。
ディーラージさんの体験
このプロジェクトに参加した当社エンジニアのディーラージさんは、次のように語っています:「国や文化が異なるメンバーとともに開発を行うことができ、非常に刺激的で新しい視点を得ることができました。互いの強みを尊重しながら、明確なコミュニケーションを大切にし、文化や言語の壁を越えて協力することの楽しさを実感しました。」
新しい体験としての『Seito-星徒』
開発したアプリ『Seito-星徒』は、聖地巡礼の旅に星座作りを加えることで、地域とのつながりを深める新しい体験を生み出します。参加者は、独自の星座を創造するだけでなく、それを通じて地域の文化や歴史についても学ぶことができます。グラフィックデザインやアニメーションにおいても評価を受けており、エンジニアとしてのスキルも活かされました。
ハッカソンとは何か?
ハッカソンは、「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」が組み合わさった言葉で、特定のテーマに基づき、短期間で集中的な開発を行うイベントです。今回のハッカソンでは、地域の企業やエンジニアたちが協力して課題解決に取り組みました。このようなイベントは、技術交流の場としても重要です。
日本のエンジニアとしての誇り
ヒューマンリソシア株式会社は、国際的なエンジニア派遣事業を展開しており、60を超える国から多様な人材を受け入れています。エンジニアの育成や日本語教育の強みを生かし、多文化共生の社会実現に向けて今後も活動を続けていきます。今回のハッカソンの成功を通じて、国際的な視点を持ったエンジニアとして成長することの重要性を再認識しました。
日本の技術文化は、精密さと創造性が共存しています。今後も多様なプロジェクトに挑戦し、価値を生み出すエンジニアを目指します。