広島に新たなダンス文化を！「株式会社5.ink」と中国放送のパートナーシップ形成

広島に新たなダンス文化を！

広島市は、日本の伝統文化と現代的なカルチャーが融合する場所として知られています。そんな広島に、さらに新しい風を吹き込む活動が始まります。「株式会社5.ink」と中国放送が形成した戦略的パートナーシップを基に、ストリートダンスの舞台演出や人材発掘が盛り上がりを見せることでしょう。

株式会社5.inkとは？

2024年8月に設立された「株式会社5.ink」は、広島市中区を拠点にダンスプロダクションとして活動を開始しました。代表の楳林修氏が率いるこの会社は、広島県内で最大規模のストリートダンススクールを運営する「株式会社フレックス」や、ダンスサークルを展開する「株式会社スポート」といった関連会社を持ち、合計約3,000名の生徒が在籍しています。

新たな出資者、中国放送の役割

近年、広島の地域密着型メディアとしての役割を強化している中国放送が、5.inkの33%の株式を取得しました。この出資は、ストリートダンスを中心とした舞台制作や人材育成に加え、両社の強みを活かして新規事業を展開。特にIP（知的財産）分野での進出が期待されています。

広島城を中心とした新たなプロジェクト

中国放送は2024年1月から、「広島城アソシエイツ」として広島城の整備事業を受託運営します。広島城は日本の歴史文化を象徴するスポットであり、ここを舞台にストリートダンスを基軸としたヒップホップカルチャーを襲うプロジェクトが進行中です。することで、地域の魅力を新たに発信することを目指しています。

ストリートダンスの魅力と今後の展望

ストリートダンスは全世界的に人気を集めるカルチャーであり、日本でも特に若者の間で高い支持を得ています。このような文化が広島に根付くことで、ダンスに関わる多くの人々がそれぞれの才能を発揮し、地域全体の活性化につながることが期待されます。加えて、地方のメディアとダンス業界の連携により、新しいエンターテイメントの創出が可能となるでしょう。

2024年には、広島市内で5.inkが関与するイベントが開催される予定です。これにより、地元のダンスパフォーマンスが一堂に集まり、その魅力を発信する絶好の機会となるでしょう。