未来を切り拓く!関西の中堅企業共創イベント
本年12月13日、大阪のNTT西日本QUINTBRIDGEにて、成長志向の高い中堅企業による「新事業共創マッチング」が開催されました。このイベントは、経済産業省による新たな中堅企業の定義に基づき、成長を目指す企業5社が集結し、それぞれの共創テーマを発表する場です。
参加企業と共創テーマ
登壇した企業は下記の通りです。これらの企業は、社内の新規事業や営業担当者が集まり、新たな価値を創出しようとしています。
機能性容器による豊かな食文化の推進やプラスチックリサイクル、さらには防災貢献をテーマに掲げました。
コーヒーの新しい付加価値創出や、サステナブルな「コーヒーかす」の回収に関する取り組みが注目されました。
手軽に洗髪できるライフスタイルや、石鹸製造のアップサイクルを推進し、優しさの連鎖を生み出すテーマを発表しました。
認知症高齢者の安心安全な生活環境の整備や介護現場の業務効率化を図る提案が行われました。
ソフトとハードを融合させた工場内物流のDX実現に向けた取り組みが話題となりました。
イベントの様子
この日を迎えるまで、各企業は6か月間にわたって専門家の指導を受けながら、ピッチの準備に取り組んできました。不安を抱えつつも、専門家の的確なサポートによって、自信に満ちたプレゼンテーションを実現させました。自社の未来に対する熱い想いを、分かりやすく伝える姿勢が印象的でした。
当日は会場とオンライン合わせて184名の参加者が集まり、その熱気はとても高いものでした。特に、メガバンクや地域金融機関からの支援により、スタートアップ企業の参加が前回よりも増えたことは、さらなる共創の可能性を感じさせる要素となりました。
続く共創への期待
この取り組みを通じて、地域の経済団体や金融機関との連携を深め、一つでも多くの共創事例を創出し、持続的成長を支援することを目指します。今後、こうしたイベントが地域経済にどのように寄与していくのか、その成果にも注目です。
次回の「新事業共創マッチング」へ向けて、参加企業や地域のメンバーがどのような変化を起こすのか、今から楽しみです。関西の中堅企業が互いに手を携え、未来を築いていく姿を見守っていきたいと思います。