未来の安全社会
2026-01-13 11:24:30

国際防災研修が描く未来の安全社会:日本の経験を世界へ伝える

日本の防災知見を世界へ



震災から30年が経ち、我々は防災に関する知識と経験を次代へ伝える時期に来ています。独立行政法人国際協力機構(JICA)関西と兵庫県が共同で設立した国際防災研修センター(DRLC)では、2026年1月より、開発途上国の防災分野の担当者向けに多様な研修が実施されます。この研修プログラムは、地域社会や国全体の防災計画の策定を支援し、各国の防災機関の人材育成に寄与することを目的としています。

さまざまな地域からの参加者



今回の研修には、中央アジア・コーカサス地域、中南米地域から多くの防災担当者が参加します。例えば、アルメニア、ウズベキスタン、モンゴルなどの国々の担当者が集まり、現地での課題解決に向けた防災計画策定の手法を学びます。一方、ラテンアメリカからはコスタリカやブラジル、メキシコなどの参加者が、地域の実情に応じた防災の知識を吸収します。これらの研修により、各国は日本の成功事例を参考にして、自国の防災力向上に取り組むことが期待されています。

防災と地域づくり



研修では、持続可能な防災計画や地域づくりの重要性が強調されます。特に日本のコミュニティでの防災活動が注目されており、『自助・共助・公助』の役割を理解した上で、各国の地域で推進できるよう教育されます。阪神・淡路大震災の教訓を受けた自主防災組織や市民の防災意識の重要性は、他国にも良い影響を与えることでしょう。

視察と交流



研修中は、多くの視察先を設けており、日光や熊本、神戸など多様な地域での防災施策を実地に学ぶ機会があります。特に、日本の防災教育の現場に触れることで、参加者たちは自国の防災計画に役立つ新たな視点を得ることができます。また、訓練後には地域の人々との交流や炊き出しの体験などもあり、日本ならではの「共助」の文化を実感し、各国に持ち帰る貴重な体験となるでしょう。

つながる防災の絆



研修の一環として、地域と世界をつなぐ「防災のつどい」や、阪神・淡路大震災を振り返るメモリアルウォークへの参加があります。これらのイベントを通じて、研修生たちは日本の防災文化を深く理解し、国境を越えた連帯感を培います。

未来への一歩



この研修は、日本と世界の防災の知見を交換し合う貴重な機会です。私たちが直面する自然災害のリスクは今後も続く中で、このような国際的な協力を通じて、安全で強靭な社会を実現するための第一歩となることを願っています。国際防災研修センターは、今後もこの取り組みを広げていくことを目指しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 防災研修 国際協力 JICA

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。