新東宝の人気アクションシリーズ『火線地帯』がHDリマスターでDVD発売決定！

新東宝の人気アクションシリーズ『火線地帯』がDVDで登場！

新東宝キネマノスタルジアから、昭和30年代の東京を舞台にしたアクション映画『火線地帯』が、通常版と初回限定版の2種類でDVDリリースされることが発表されました。この作品は、新東宝が誇る『地帯（ライン）シリーズ』の最終章であり、特に今回のHDリマスター版により映像のクオリティも向上しています。

『地帯（ライン）シリーズ』とは？

『地帯シリーズ』は、新東宝が贈る人気アクション映画で、全5作品が制作されました。監督の石井輝男は、麻薬取引や売春、裏社会の秘密クラブをテーマに、昭和30年代の風俗と社会問題を反映した作品を世に送り出しました。特に、セミ・ドキュメンタリー的なアプローチで描かれるストーリーは、現在でもカルト的な人気を誇っています。

本作『火線地帯』の魅力

『火線地帯』は、密輸された拳銃を巡る男たちの欲望と対立を描くサスペンス・アクション。プロの密売人を軽妙に描くために、石井輝男作品の脚本や助監督を務めてきた武部弘道が監督を担当。主人公の伸一役を吉田輝雄が演じ、暗黒街のボスの情婦を三原葉子が演じるなど、豪華なキャストが揃っています。

主要キャスト

- 吉田輝雄
- 天知茂
- 三原葉子
- 田崎潤など

ストーリー概要

物語は、伸一と健次という2人が街での縄張り争いに巻き込まれ、密輸拳銃の売買に関するトラブルに直面するところから始まります。彼らは敵対する梶川組に競り落とされるが、絶体絶命の窮地に追い込まれ、拳銃奪還のために奮闘します。裏切りの疑惑や脅迫電話が飛び交う中、彼らは黒岩と共闘し、敵か味方か分からない状況に巻き込まれていきます。