韓国ドラマの魅力を探る!
近年、韓国ドラマが日本でもますます人気を集めています。2025年6月、ナイル株式会社が運営するエンタメ情報メディア「VOD STREAM」は、韓国ドラマに関する視聴実態調査を実施しました。その結果から、韓国ドラマの新たな魅力や推し作品について詳しくお伝えします。
韓国ドラマを観る人々の実態
本調査では、全国の10代から50代までの男女9,617人を対象に、過去1年に韓国ドラマを視聴したかを尋ねました。その結果、全体の約22.8%、つまり5人に1人が韓国ドラマを楽しんでいることが分かりました。特に30代男性での視聴率は28.7%、同世代の女性も29.2%と、男女ほぼ同じくらいの割合で視聴していることが明らかに。これにより、韓国ドラマが性別や年齢を問わず広く支持されていることが分かります。
ジャンル別の好み
視聴者に好きなジャンルを調査したところ、「大人のラブストーリー」が最も人気で、続いて「胸キュン恋愛ドラマ」が挙げられました。しかし、恋愛作品だけでなく、サスペンスやホラーも高い支持を受けており、最近の流行にあたる「サスペンス・復讐劇」ジャンルも941人が選びました。特に最近の作品『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』や『イカゲーム』などは、新たなトレンドを作り出しています。
男女別で見ると、男性が「胸キュン恋愛ドラマ」を好む傾向はあまり見られず、その代わりサスペンスやホラーが男女共に人気を博しています。これにより、韓国ドラマは単なる恋愛中心のコンテンツから、幅広いジャンルに進化したことが伺えます。
人気作品TOP3
視聴者が好きな韓国ドラマをランキングしました。
1位は『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』です。主に高校時代のいじめに対する復讐を描くこの作品は、演技とストーリーで国内外の視聴者を魅了しました。2位の『涙の女王』はラブストーリーで、韓国初の視聴率1位を達成した実績があります。3位の『ペントハウス』は、格差社会や教育問題を扱ったドラマで、緊張感ある展開で視聴者をひきつけています。これらの作品は現代社会の問題点を鋭く描写し、多くの人々が共感を持てる内容になっています。
次に観たいドラマ
視聴者が期待する次回作の中で最も注目を集めたのは『イカゲーム3』です。前作が記録的ヒットを飛ばしたため、この続編にも高い期待が寄せられています。さらに、『未知のソウル』や『財閥家の末息子~Reborn Rich~』なども注目作品としてランクインしています。
視聴スタイルの多様化
また、韓国ドラマにおいてどの動画配信サービスが利用されているかを調査したところ、最も多かったのは「Netflix」で、453人が支持しています。男女の利用傾向には興味深い差があり、女性は全体を通じて「Netflix」を選ぶことが多いのに対し、男性感は年代によって異なり30代以上では「Amazonプライム・ビデオ」の支持が目立ちます。特にNetflixは作品の質、量ともに充実しており、多くのファンを獲得していると言えるでしょう。
まとめ
今回の調査から、韓国ドラマは誰にでも楽しめるコンテンツへと進化を続けていることが分かりました。恋愛からサスペンス、社会派ドラマまで多様なジャンルは多くの視聴者層を惹きつけ、さらに新たな作品の登場が期待されます。韓国ドラマの未来にますます目が離せません。韓国ドラマを楽しみたい方は、ぜひこれらの情報を参考にして新たな作品を見つけてみてください。