レゲエ文化の未来
2025-11-14 12:57:13

大阪のストリートカルチャーを体現するレゲエの歴史と未来を探る書籍『Tail of Riddim』

レゲエとストリートカルチャーの交差点



日本におけるレゲエとストリートカルチャーの礎を築いてきた石井“EC“志津男氏の新著『Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020』が、2025年11月14日に発売されます。この書籍は、彼の膨大な活動と経験を通じて、日本の音楽シーンとカルチャーをいかに形成してきたかを語ったものです。

石井“EC“志津男の歩み



石井氏は、フリーペーパー『Riddim』の発行やミュート・ビートのマネジメントをはじめ、多くの海外アーティストの招聘を通じて、レゲエ文化を日本に根付かせるための様々な活動を行ってきました。彼の情熱と努力があったからこそ、今の日本のレゲエ文化があるのです。

書籍の内容と構成



本書は、複数のインタビューで構成されています。聞き手は、故・川勝正幸、下井草秀、ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、USUGROWなど、日本の音楽シーンで著名な人物たちが名を連ねています。石井氏の人生を振り返り、彼の音楽やカルチャーへのアプローチ、過去のポートレートやポスターなども多彩に紹介されており、視覚的にも楽しめる内容となっています。特に、映画『ロッカーズ』の日本初公開時のポスターや石井氏が撮影したミュージシャンのポートレートなど、貴重な資料が満載です。

発売記念イベントの開催



書籍の発売を記念して、2025年11月21日には渋谷クラブクアトロでライヴイベントが開催されます。Matt Sounds、HOME GROWN、元DETERMINATIONSのメンバーなど、多彩なアーティストが参加予定で、豪華なラインナップが集結することが期待されています。このイベントは、書籍の内容をリアルに体感できる貴重な機会です。

レゲエとストリートカルチャーの深い関わり



レゲエは、音楽だけでなく、ファッションやアート、ライフスタイルにも影響を与える文化です。本書は、その根底にあるストリートカルチャーとの関わりを深く掘り下げ、日本のレゲエシーンの未来についても展望が述べられています。特に、インディペンデントで活動することの意義や、石井氏がどのようにプロデューサーとしての役割を果たしてきたかも興味深い内容となっています。

文化の継承と未来へのメッセージ



石井氏の書籍は、ただの回顧録ではなく、レゲエ文化の未来を考えるための重要な文献です。日本におけるレゲエの発展はまだ終わっていません。彼の経験や知見を通して、次世代のアーティストやファンたちがどのように文化を継承していくか、それが今後の大きな課題となるでしょう。

書誌情報


  • - 書名:Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020
  • - 著者:石井“EC“志津男
  • - 仕様:A5変形判/288ページ
  • - 定価:3,300円(本体3,000円+税10%)
  • - 発売日:2025年11月14日
  • - 発行:リットーミュージック
  • - 商品情報ページ

イベント詳細


  • - 日時:2025年11月21日(金)
  • - 場所:渋谷クラブクアトロ
  • - 前売りチケット:7,000円(発売中)
  • - 詳細はこちら

音楽と文化の交差点であるレゲエ。『Tail of Riddim』を通じて、その魅力を再発見し、直接体感する機会をこれからも大切にしていきたいですね。


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