子ども向けイベント
2025-08-06 12:11:12

摂南大学学生が提案した地域活性化イベント『おかしな時間』が京田辺市で開催

摂南大学と京田辺市が共同で「おかしな時間」を実施



2023年8月9日、京田辺市の京田辺クロスパークで、摂南大学法律学科の増田ゼミが主催する小学生向けのイベント『おかしな時間』が開催されました。このイベントは、地域課題である「子どもの地域離れ」と「公共施設の活用率低下」を解決することを目的としており、京田辺市からの補助金を受けて実施されています。

子どもたちの地域愛を育む


このイベントの最大の目的は、京田辺市の地域愛を子どもたちに育て、将来的な地域離れを防ぐことです。増田ゼミでは、学生たちが現状の地域課題を調査分析し、その結果をもとに政策を提言しました。特に、京田辺市は子どもの人口比率が全国的に高い一方で、地域活動への参加率が低く、人口の減少が懸念されています。先に話し合われた問題に対し、学生たちは自ら立ち上がり、具体的な解決策を講じることを決意しました。

多彩なプログラムと楽しさ


『おかしな時間』では、参加した小学生が楽しめる多様なゲームブースが用意されていました。京田辺に関するクイズや、輪投げ、ストラックアウト、ビンゴなどを通じて、子どもたちはポイントを獲得し、そのポイントは駄菓子と交換できるという仕組みです。また、運営に関わる大学生21人が、自分の特技を生かした15分間のミニ講座も実施しました。速く走る方法を教える陸上部による講座や、初心者向けのメイク講座など、大学生ならではの多彩な内容で参加者を楽しませました。

「サードプレイス」の重要性


このイベントは、令和6年度「きょうたなべ政策グランプリJAPAN」で提言された「安心して過ごせるサードプレイス」の実現に向けた第一歩です。学生たちは、地域への愛着を育むことが、将来的な地域離れを防ぐカギになると考えています。また、公共施設の利用率も効果的に向上させる機会と捉えています。

今後の展望


今回のイベントは1日限りの開催ですが、学生たちはこの活動を基にして、定期的にイベントを実施したり、常設の場所を設けたりすることを検討しています。イベントの反響や参加者の声を反映しながら、さらなる展開を期待しています。

増田ゼミの活動の広がり


増田ゼミは、全国の政策立案コンテストにも積極的に参加し、さまざまな地域課題の解決を目指しています。学生たちは互いの特性を活かしながら、自主的に学び、社会貢献に取り組んでいます。今後も、地域の子どもたちの未来を考えた活動が、地域活性化につながることが期待されます。

このように、「おかしな時間」の開催は、地域に根ざした思考と行動を促す良い機会であり、参加した子どもたちにとっても貴重な経験となったことでしょう。地域活性化につながるこの取り組みが、今後どのように発展していくのか、今後の展開に注目が集まります。


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