株式会社Edeyansが提供する客室清掃DXプラットフォーム「Jtas」とホテル管理システム「aipass」の連携がついに実現しました。この連携は、宿泊業界が深刻化している人手不足の問題を打破するとともに、より効率的で質の高いホテル運営を可能にします。
システム連携のメリット
「Jtas」と「aipass」の連携により、オープンAPIを活用してデータの双方向かつリアルタイムな連携が可能になります。これまで、清掃業務の進捗を確認するには従来の手法に依存していましたが、今では清掃状況がリアルタイムに把握できます。これにより、事故やエラーを減らし、フロントスタッフは常に正確な客室情報を持つことができるのです。
特に便利なのは、清掃業務の指示がスマートフォンを通じて行える点です。急な指示があっても、手間なく連携された情報を基に効率良く作業ができるようになります。
業務効率化を推進する機能
この連携により、清掃業務の進捗状況も可視化され、各清掃会社やスタッフごとの生産性や品質も分析可能になります。具体的には、以下のいくつかの利点があります。
1.
自動で清掃指示書作成
- 清掃指示書が自動生成されることで、手動によるミスを防ぎ、作業時間を大幅に短縮します。
2.
電話連絡の削減
- 清掃に関する変更があれば、自動で反映されるため、電話でのやり取りが大幅に減ります。これによりヒューマンエラーも減少し、効率よくコミュニケーションを図れます。
3.
AIによる指示自動変換
- JtasのAIがフリーテキストの清掃指示を具体的な作業指示に変換します。これにより指示の正確性が向上します。
4.
客室品質向上による満足度向上
- 清掃スタッフが問題を発見次第、即座に報告ができるようになります。これにより、ゲストの満足度を高めつつ、高い稼働率を維持可能となります。
導入実績と今後の見通し
この連携は、沖縄の「KARIYUSHI LCH.RESORT on The Beach」で最初に導入され、情報共有を円滑にし、オペレーションを効率化しています。
Edeyansの代表取締役、片山裕之氏は「この連携により、宿泊業界の生産性を向上させ、人手不足という問題を解決する一助となることを願っている」と述べています。宿泊業界は、今後、オペレーション品質が競争力を左右する時代に突入するとみられており、Edeyansはそれに対応した仕組みを整えていく計画です。
まとめ
Edeyansの「Jtas」と「aipass」のデジタル化による連携は、ホテルの業務効率化とホテル運営の質を向上させ、これからも業界の発展を支えていくでしょう。従来のやり方を見直し、デジタル技術を導入することが、今後の宿泊業界のキーファクターとなるのです。これら技術革新は、持続可能な運営モデルを育むためにも欠かせない要素と言えるでしょう。
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広報担当 大月
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