VTuberユニット「PeakyHikers」が新米販売で快挙!
群馬県を拠点に活動するVTuberユニット「PeakyHikers(ピーキーハイカーズ)」が、初めての農作物販売として6.3トンの新米をわずか1週間で完売させたことが大きな話題となっています。この成功は、VTuberがリアルに農業に挑戦する姿をYouTubeで発信したことが、ファンやメディア、農業に関心を寄せる人々に響いた結果です。
彼らは農業リアリティ型VTuberとして、田植えから稲刈りまでの過程をドキュメンタリー風に配信。農家の思いや農作物の育成過程を視覚的に伝えることで、見込み客の購入意欲を高めることに成功しました。SNSフォロワー数5万人、YouTubeの総再生回数は計500万回を超え、その影響力はひときわ強いものとなっています。
完売の背景にある理由
PeakyHikersが販売した新米「ぴきはい米」は、約83,000杯分に相当する量が一瞬でなくなりました。この速さは、彼らの取り組みが「育つ過程が見える安心感」「生産者の思いが伝わる」といった要素によるもので、視聴者の心を掴んでいます。「推しが育てたお米を食べたい」というファンの声が、まさにその行動を促したと言えるでしょう。
また、彼らはメディアからも注目を集めており、自治体や農業団体などからの問い合わせが殺到しています。これは、VTuberという新しい形の地域発信型ビジネスモデルが、地方創生のための一つの柱として認知されつつある証拠です。
来年度に向けたさらなる展開
販売の成功を受け、PeakyHikersは来年度の生産量を増やす方針を打ち出しました。しかし、彼らが目指すのは単に自分たちの農地を広げることではなく、全国の農家との協力を通じて地域農業の魅力をさらに広げることです。具体的には、農作業の動画撮影や農作物の共同販売を希望する農家を全国から募っています。
募集内容と参加方法
PeakyHikersでは、以下のような協力を求めています。
PeakyHikersが農家の農地で体験を撮影し、農作物を共同販売するプラン。
地域イベントや農業体験企画、VTuberによる情報発信サポート。
対象となるのは全国の農家や生産者で、規模や作物のジャンルは問いません。特に群馬県や近隣地域の生産者を歓迎しています。彼らの取り組みに参加することで、VTuberによる効果的な発信を通じて知名度向上や販路拡大も期待できます。
PeakyHikersのビジョン
PeakyHikersは、米や野菜、果物など幅広い農作物の魅力を発信することで、視聴者に「農業を楽しむ」気持ちを提供したいと考えています。リーダーのメイローさんは「田んぼで過ごす時間や稲の成長が、多くの人に伝わった結果だと思います。これからはもっと多くの農家さんと協力し、この楽しさを広げていきたい」とコメントしています。
お問い合わせ・応援の方法
PeakyHikersの活動に興味を持った方や、協力を希望する農家の方は、公式サイトを訪れることをお勧めします。興味を持った方は、応募フォームを通じて気軽に参加申し込みが可能です。
公式サイト:
PeakyHikers
YouTubeチャンネル:
PeakyHikers YouTube
一緒に農業の楽しさを発信し、地域を盛り上げていく仲間を待っています。