『ゴルゴ 13』と堺市が織りなす劇画の魅力、展示会開催!
堺市では、故さいとう・たかを氏とのコラボレーションによる特別展示『さいとう・たかを劇画の世界 2025』が開催されます。このイベントは、さいとう氏が幼少期を過ごした地元堺の文化に深く根ざしており、彼の劇画作品を多角的に体感する機会となるでしょう。
展示内容
展示は、堺市役所21階の展望ロビーであるMI-TEさかいで行われ、常設展示がフルリニューアルされます。これまでの企画展示の軌跡を振り返りながら、さいとう氏の並々ならぬ人物像と劇画作品が紹介されます。特に今回は、堺市のために特別に描かれた『ゴルゴ 13』と堺の名所がコラボしたオリジナル作品が初公開されますので、ファンにはたまらない展示になることでしょう。
ARフォトスポット
さらに、来場者は自ら劇画の一部に入り込んだかのような体験を楽しめるARフォトスポットも用意されています。参加者はこのユニークな体験を通じて、劇画の魅力をより身近に感じることができるでしょう。
期間と時間
展示会は令和7年の9月13日(土)から11月30日(日)までの期間中、毎日午前9時から午後9時まで開放されています。入場は無料なので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
謎解きイベント
また、同じ期間中に堺市内の複数の会場を巡る謎解きイベントも開催されます。これは、大阪公立大学の謎解きサークル「F-enigma」が制作したもので、初級と上級の2つのレベルが用意されています。ミッションをクリアした方にはオリジナルグッズがプレゼントされるため、挑戦してみる価値は大いにあります。
サテライト展示
市内の他の施設でもサテライト展示が行われ、さいとう氏の代表作や劇画文化が紹介されます。特に、さかい利晶の杜や西区役所、公防災センターなど各所での展示内容は多彩で、限られた期間中に多くの体験ができるようになっています。これにより、訪問者は各地でさいとう氏の作品の世界観を感じることができるでしょう。
限定パンフレットとスタンプラリー
イベントを記念して、全会場を巡るスタンプラリーも実施されます。すべての会場を訪れた先着500名には、特製の限定パンフレットがプレゼントされます。これは、これまでの企画展示の軌跡が収録された貴重なものです。スタンプラリーは無くなり次第終了しますので、是非早めに参加をおすすめします。
さいとう・たかを氏とは
さいとう・たかを氏は、堺市出身の劇画家であり、中学校を卒業してから漫画の道に進みました。『ゴルゴ 13』や『鬼平犯科帳』などの作品で知られ、劇画というジャンルを確立しました。2003年には紫綬褒章、2010年には旭日小綬章を受章し、2012年には堺名誉大使に就任しました。2021年に逝去されましたが、彼の作品とその影響は今も色あせることなく多くの人々に愛されています。
公式情報
詳細な情報や最新ニュースについては、公式ウェブサイトをチェックしてみてください。さいとう・たかを氏や彼の作品に関する情報が掲載されています。
公式ウェブサイトはこちら
ぜひ堺市で行われるこの特別展示に足を運び、さいとう・たかを氏の劇画の世界を存分に楽しんでください。