新感覚の冬の味覚対決！大阪のカニとフグを徹底解剖

冬の味覚を賭けた熱戦！カニvsフグの真実

冬がやってくると、私たち大阪人の心を惹きつけてやまないのが「カニ」と「フグ」。そのどちらが大阪人にとっての冬の真の味覚なのか、まさに禁断の対決が繰り広げられます。近年、テレビでも取り上げられることが多く、世間の関心を集めているこのテーマ。今回は、大阪府内の44市町村を徹底調査し、番組オリジナルのランキングを作成しました。果たして勝者はどちらなのか、食べ方や名店、産地の情報も含めてお伝えします。

カニ派とフグ派、意見は二分

「カニとフグ、どちらが好きですか？」との質問に、大阪の街で聞いてみると、意見は真っ二つに分かれます！カニ派は、カニしゃぶやカニクリームコロッケ、カニみそなど色とりどりの食べ方を挙げますが、特に「カニ刺し」が支持を集めています。一方のフグ派は、てっちりや焼きフグ、そしててっさが人気。シンプルながら奥深い味わいが魅力です。両者ともに譲らない戦いは、なんと最初の勝負はドローに！

名店に訪問！

名店対決では、カニ派の代表格「かに道楽」。1960年に設立されたこのお店は、現在大阪に16店舗を展開しています。その魅力の一つは「かにすき」。実は、かに道楽が考案したこのメニューは、大阪の鍋文化に新たな風を吹かせました。冬の繁忙期には、毎月3万人ものお客が訪れるという人気ぶりです。熟練の職人により、カニの美味しさを最大限に引き出したメニューが揃っています。

フグ派の名店は「いせや」。こちらでは、佐賀県産のトラフグを使用した絶品のてっちりが味わえる名店です。人気の秘密は「てっさ」の厚切り！薄造りでは味わえないフグの旨みと食感を楽しむことができます。冬の味覚を求める多くの客で賑わっています。

産地を見極める！

産地対決では、大阪湾で獲れるワタリガニを提供する「割烹松屋」が登場。ここでは、ワタリガニの濃厚な味としなやかな食感を楽しむことができます。一方、フグ派には岬町の養殖場が注目を集めています。ここでは、フグのエサにゆず粉末を使用することで、香り高いフグが生まれます。大阪で味わえる“ゆず香るフグ”は一度は試したい一品です。

頂上決戦の行方

互いに譲らないカニとフグの対決。たどり着いたのは、福島区にある「かにふぐ家」。ここでは、カニもフグも楽しめるというまさに夢のようなお店。店員に尋ねると「甲乙つけがたい」とのこと。さらにここで人気なのは、カニとフグの「あいもり鍋」。最後のぞうすいも絶品だとか。まさかの共演による意外な結末が待っていました。