TechBiz2025:コンテンツ技術の海外展開支援
経済産業省が推進する「TechBiz2025」は、日本のコンテンツ技術を世界に広めるための重要なプログラムです。一般財団法人デジタルコンテンツ協会が運営するこの企画は、革新的な技術を持つ企業に対して特別な支援を行っています。今回は、このプログラムに新たに採択された8社の技術を紹介し、彼らがどのように国際市場に挑むのかを探ります。
採択企業一覧とその技術
1. 合同会社inoree
非言語コミュニケーションを可能にする技術を開発。日本の伝統文化に根差した「余白の精神性」をデジタルで具現化し、感情や想いを共有する手段を提供しています。特許を取得したシステムにより、心の余韻を届けるサービスを展開中。
2. 株式会社槌屋、槌屋ティスコ株式会社
触れることから生まれる新しい音体験を提供する、フレキシブルな静電式布状スピーカーを開発。軽量で設置が簡単、音質も優れており、特に女性ボーカルの再現力が高い点が特徴です。
3. 株式会社SAFEHOUSE
フォトリアルな人間型アバター「ENHUMAN」を開発。リアルタイムでの人間の動作を捉え、対人サービスや教育分野での活用が期待されています。AIの活用により、ビジネスシーンでも信頼性の高い情報伝達が可能です。
4. MPLUSPLUS株式会社
新型LEDディスプレイの開発により、屋外での利用が可能な防水・耐風性を備えた軽量ディスプレイを提案。イベントやスポーツシーンでの新しい映像表現が期待されます。
5. 株式会社SHOSABI
身体機能の向上を目指す「SHOSABI」は、身体の動きの質を科学的に可視化する技術を開発。医療やフィットネスでの応用が進められており、専門家との連携を強化中です。
6. 株式会社ワイルドマン
高精細なVRコンテンツ技術を用いて、16Kの映像と空間情報を同時にアーカイブ。文化財やイベントをリアルに再現する取り組みを行っています。
7. IPconnect株式会社
生成AIを活用したキャラクター監修支援ツール「ISS」は、デザイン監修の効率化を実現。監修業務の標準化を図り、クオリティの維持を支援します。
8. 株式会社レッドクリフ
「クールジャパンドローンショー」を海外で展開し、日本の文化を新たな形で提供します。地域に根ざした観光振興やブランディング活動にも貢献するビジネスモデルを模索中です。
「INTERBEE IGNITION X DCEXPO」への参加
これらの企業はいずれも、2023年11月19日から21日に行われる「INTERBEE IGNITION X DCEXPO」に出展します。このイベントは、国内外の先端コンテンツ技術に触れる絶好の機会です。是非参加して、ビジネスや連携のチャンスを見つけてください。
興味のある方は、直接事務局へお問い合わせを!TechBiz2025の事務局(
[email protected])にご連絡いただければ、詳細情報や体験の機会をお届けします。
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