アジア建築学生ワークショップ2025が津山に登場、ガリレイパークが誕生

アジア建築学生ワークショップ2025 津山・真庭・奈義の成果展示「ガリレイパーク」

フクシマガリレイ株式会社は、大阪市に本社を構える企業で、2025年11月9日から16日にかけて開催される「アジア建築学生ワークショップ2025」に協賛しています。このワークショップは日本建築設計学会ADANが主催しており、岡山県津山市城東地区の大曲にてその成果物である建築構造物「ガリレイパーク」が一般に公開されることが決まっています。公開期間は2025年12月7日までで、どなたでも無料で見学することができます。

ワークショップの概要

「アジア建築学生ワークショップ」は、2016年から大阪を拠点に開催されており、今までに19か国・地域、そして34大学から延べ139名の学生が参加しています。2025年度はバングラデシュ、韓国、台湾、ベトナム、日本の5カ国から建築を学ぶ学生たちが集結し、津山市を主会場に3つのチームに分かれてそれぞれ独自の小規模な建築作品を制作しました。これらの作品は一体となり、ひとつの環境「ガリレイパーク」を形作っています。

制作過程とフクシマガリレイ株式会社の関与

ワークショップの制作期間は、11月8日から16日の9日間にわたり、11月10日には参加学生が当社の岡山工場を訪問し、社員へのヒアリングを実施しました。この工場見学を通じて、学生たちは様々な洞察を得ることができ、その後の設計に活かされました。また、11月15日には津山市内で成果発表会が開かれ、各チームが自身の作品についてプレゼンテーションを行いました。発表会には当社の社員やその家族も参加し、建築作品の意義や魅力を再確認する機会となりました。

各作品は単なるベンチや休憩施設ではなく、見る人に新たな空間体験を提供することを目指して設計されています。

参加社員の感想

ワークショップに参加した社員からは、「学生たちの革新的なアイデアや熱意に感銘を受け、自身の仕事に対する新たな視点が得られた」というコメントが寄せられました。社員たちにとっても学生たちの設計が、企業の工場見学や津山の環境を生かしていることを非常に嬉しく思っているようです。

ガリレイパークの展示概要

- 展示場所：津山市城東地区・大曲空き地（津山市西新町36）
- 公開期間：2025年12月7日まで（津山建築祭会期中）
- 入場料：無料

作品は誰でも自由に観覧できるので、家族や友人と一緒に訪れることをお勧めします。

成果発表会の様子

発表会では、学生たちが自らの作品について詳細に説明する様子が見られ、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。また、展示されている3作品は非常にユニークで、建築の可能性を感じさせるものでした。

フクシマガリレイ株式会社は業務用冷凍冷蔵庫などを手がけており、公式サイト（ガリレイ株式会社）でも最新の情報を提供しています。今回のワークショップを通じて、将来の建築業界を担う若者たちの創造力を支援し、地域に根ざした新しい価値を提供していくことが期待されます。