大阪・関西万博に向けた新たな挑戦
関西大学の万博部が、世界中の人々を繋ぐアイテムとして新たに開発した「關杯クラフトコーラ」が登場しました。このプロジェクトは、2023年5月に始まり、関大の学生たちが国や宗教に関係なく愛されるコーラを創り出すことを目指しました。万博をきっかけに、新たなコミュニケーションの形が生まれることを期待しています。
開発の背景
「國を越えた交流」というコンセプトのもと、関大万博部の「關杯」チームがコーラ作りに挑戦しました。その目的は、単に商品を作ることではなく、製造過程での学生同士のコミュニケーションを重視することでした。実際に試作を行う中で、初めて出会ったメンバー同士が急速に親しくなり、絆が深まっていったのです。
「關杯コーラ」の特徴
この新しいクラフトコーラには、ビタミンCが豊富な柑橘類をはじめ、クローブ、カルダモン、ジンジャー、バニラビーンズ、ナツメグ、コーラナッツなど、体に良い成分がふんだんに含まれています。これにより、免疫力を高める効果や抗酸化作用、消化を促進するなどの健康効果が期待されています。また、飲みやすいフレーバーに仕上げることで、幅広い世代に愛される味わいを目指しました。
地元の味を感じる材料
関西大学がある地域からのご当地レモンを使用し、千里山キャンパスのイチョウ葉をブレンドすることで、関大ならではの独自の風味を生み出しました。さらに、徳島県産の摘果すだちを使用し、味のアクセントを加えています。これによって、健康的でありながら、関大らしさを感じることができる製品となっています。
ラベルデザインとコミュニケーションの思い
このコーラのラベルは、多くの人々との繋がりを表現するために、様々な人と「乾杯」をするビジュアルでデザインされました。また、日本文化を感じさせるジャパニーズコミック風のデザインで、学生の活力と日本の良さを伝えています。
販売予定のイベント
関大万博部は、「關杯コーラ」を多くの人に試してもらうため、今後のイベントでの販売を計画しています。2025年2月22日・23日の大阪マラソンEXPOや、4月6日の関西大学校友スプリングフェスティバル、6月や7月に予定されている関大万博フェスタなどで提供予定です。また、大阪・関西万博の会場内でも試飲・販売を計画しています。
商品概要
- - 商品名: 關杯コーラ(かんぱいコーラ)
- - 品目: シロップ
- - 容量: 250ml
- - 容器: ガラス瓶
- - 原材料: テンサイ糖、水、きび糖、ご当地レモン、すだち、スパイス類(クローブ、オールスパイス、カルダモン、ジンジャー、バニラビーンズ、ナツメグ、コーラナッツ、ピンクペッパー、ブラックペッパー)、イチョウ葉
- - 価格: 2,000円(税込)
この商品は原液で、炭酸水などでお好みの濃さに割って楽しむことができます。
関西大学が手掛けたこの新しいクラフトコーラは、単なる飲み物を超えて、人と人を繋げる媒介となることを目指しています。万博を通じて、多くの人々の笑顔を引き出す一杯として、ぜひ味わってみてください。