水ingエンジニアリング、和歌山市での水処理設備工事契約を締結

水ingエンジニアリング、浄水場の重要工事を開始

水ingエンジニアリング株式会社が和歌山市企業局と新たな契約を結びました。この契約の目的は、六十谷第2浄水場東施設における水処理機械設備の整備です。これにより、紀の川を水源とした工業用水道の安定した供給が期待されています。

事業の背景

六十谷第2浄水場は、1965年から運用が開始されて以来、和歌山市周辺の産業活動、特に鉄鋼業や化学工業、繊維工業に不可欠な水を供給してきました。しかし、建物の老朽化が進み、急速な技術進歩に対応するための整備が求められていました。

新しい水処理設備

今回の工事では、日最大で100,000立方メートルの水を処理できる新たな設備を導入します。具体的には、沈殿池や薬品注入設備など、複数の高度な機械設備が整備され、これにより浄水場の運用効率を高めることが目指されています。

しかも、このプロジェクトの特筆すべき点は、既存の設備を運用し続けながら行われることです。そのため、工事が進む間も水の供給を止められないため、工事の進捗管理や関連工事との調整が重要になります。すべての作業において、安全第一が強調され、作業員や地域住民の安全に配慮した施工が進められることでしょう。

水ingグループの取り組み

水ingグループは、持続可能な水インフラを実現するために、様々な技術やサービスを積極的に提供しています。その理念は、『水を通じていつまでも社会に貢献し続ける』というもので、地域社会において安全で安心な水環境の実現を目指しています。

本工事が完了すれば、六十谷浄水場の水供給能力の向上だけでなく、地域の生活の質も向上することでしょう。さらに、今後の浄水場の運営においても、持続可能な方法で水処理が行われることが期待されています。