大阪けいさつ病院で国内初のダビンチ5がん手術
2025年7月22日、大阪けいさつ病院にて最新鋭の手術支援ロボット『ダビンチ5』を用いた大腸がん手術が行われます。この手術は、国内初のダビンチ5導入後のがん手術として、病院の高度医療体制を発展させる重要なマイルストーンとなります。
大阪けいさつ病院では、過去にもダビンチXiやダビンチSPといったロボットを活用した手術を実施してきましたが、今回導入されるダビンチ5は、AI解析機能や力覚フィードバック、高解像度カメラを搭載した次世代型です。これにより、より精密で安全な手術を提供できるようになります。
ダビンチ5の技術的特徴
ダビンチ5は、以下の特長を持っています:
- - インテュイティブサージカル社製:最新型で、最新技術をふんだんに組み込んでいます。
- - AIによる手術データ解析:手術後の評価や経過の分析が容易になります。
- - 力覚フィードバック機能:操作する医師が触覚として感じることで、操作精度が向上します。
- - 高解像度映像:微細な構造を視認する能力が向上し、より正確な手術が可能になります。
- - 効率的なワークフロー:150以上の設計見直しを行い、手術室の効率とスタッフの負担を軽減します。
臨床上の利点
ダビンチ5の導入によって、以下のような利点が期待されています:
- - 手術精度の向上:高解像度映像と専用鉗子によるフォースフィードバック機能が、手術の精度を高めます。
- - 効率的な低侵襲手術の実現:再設計されたワークフローにより手術時間が短縮され、術者の自律性も向上します。
- - AIによる術後評価:手術データの解析により、患者様への適切な治療方針が決定可能になります。
今後の展望
大阪けいさつ病院は、2025年以降もダビンチ5を活用したロボット支援下手術を積極的に行い、年間1,000例以上の手術を実施することを目指しています。これにより、より多くの患者様に新たな治療選択肢を提供し、満足度や地域医療の質の向上に貢献する意向です。
報道・取材のご案内
ダビンチ5の導入および初手術に関して、同病院の竹政 伊知朗 院長補佐への取材が行われる予定です。以下の日程で開催されます:
- - 日時: 2025年7月22日(火)16:00~
- - 会場: 大阪けいさつ病院 4階講堂2
- - 申込締切: 2025年7月21日(月)
取材希望の方は、必要な情報(会社名、部署、氏名、連絡先、参加人数)を明記の上、大阪けいさつ病院 経営企画課広報係までご連絡ください。
お問い合わせ連絡先
取材に関する問い合わせは、以下の連絡先までお寄せください:
この革新的な技術が、大阪の医療に新たな風を吹き込むことに期待が高まります。