大阪・関西万博記念キッズポスターデザインコンテスト
2025年に開催されるEXPO 2025 大阪・関西万博に向けて、エムシードゥコー株式会社が主催する「キッズポスターデザインコンテスト2025」が開催されました。このコンテストでは、小学生を対象に「世界に伝えたい日本の魅力」と「愛でつながる赤い糸」という2つのテーマで作品を募りました。
優秀作品の発表と贈賞式
厳正なる審査の結果、優秀作品が決定され、2023年8月21日に大阪・関西万博のフランスパビリオンで贈賞式が行われました。金賞に輝いたのは、高学年の部からは宋知娜さんの「Promise for love and peace」、低学年の部からは奥谷眞帆さんの「むげんの糸」です。
高学年の部・金賞
Promise for love and peace(宋知娜さん)
彼女は、手の色を青にすることで、人種や文化の違いを超えた交流の大切さを表現しました。赤い糸は愛と絆、平和の象徴として描かれ、彼女はこの作品が世界中の人々に愛と平和を感じてもらえることを願っています。審査員からは、エッフェル塔の堂々とした表現や、点描による光の粒子が非常に印象的で、フランスの文化を感じさせる優れた作品との評価を受けました。
低学年の部・金賞
むげんの糸(奥谷眞帆さん)
この作品は、世界中の様々な人や生き物がたくさんの糸でつながっているというイメージを描いています。審査員は、伝えたい思いがクリアで、動物や地球が赤い糸で結ばれていることで世界平和のメッセージが感じられる点を評価しました。
他の受賞作品
さらに、銀賞や銅賞に輝いた作品も多数発表され、その中には日本の祭りや食文化を題材にしたものが多く見られました。例えば、土居果乃花さんの作品「どうだい?海外殿。」では日本の祭りの楽しさを伝えようとする姿勢が窺え、低学年の土居青瑚さんの「教えてあげたい。おせちの味。」は、日本食への愛着が見える素晴らしいアートです。
バス停広告での公開予定
優秀作品は、エムシードゥコーのバス停広告に掲示される予定です。詳細情報はエムシードゥコーのSNSで随時発信されますので、楽しみにしていてください。
審査員の評価
審査員には著名なデザイナーやコピーライターが名を連ねており、参加者のバックグラウンドが感じられる作品が多かったと総評しています。特に、低学年の作品は純粋で愛らしい表現が際立ち、高学年の作品は伝えたいテーマが明確で、技術も高いと評価されました。今後、受賞作品がバス停広告に掲示されることで、また異なる魅力を感じられることが期待されています。
フランスパビリオンにて体験する未来のビジョン
EXPO 2025には、フランスからの参加もあり、フランスパビリオンでは「いのちに力を与える」ゾーンを通じて、未来のビジョンを体験できます。子どもたちが描いた夢や願いが、この万博で形になる様子は、多くの人々の心に響くことでしょう。ぜひ、2025年の万博を楽しみにしながら、子どもたちの素晴らしいアートを街中で見かけてみてください。