HALCALI「おつかれSUMMER」が再び注目を集める
HALCALIの名曲「おつかれSUMMER」が、22年の時を経て再び多くのリスナーの心を掴んでいる。2025年のリバイバルヒットを予感させるほどの勢いを持つこの楽曲は、9月19日に公開された公式ミュージックビデオ(MV)が、驚異的なスピードで100万回再生を突破した。
誕生から22年の月日を経て
「おつかれSUMMER」は、2001年に発表されたアルバム「ハルカリベーコン」に収録されている楽曲で、FPMの田中知之氏によってプロデュースされたシングルではないものの、知る人ぞ知る名曲として親しまれていた。近年、特にTikTokでの影響を受ける形で、ついにこの曲が世界中で再評価されるようになった。今もなおTikTokではこの曲を使用したUGCが30億回以上も記録するなど、HALCALIの人気は勢いを増すばかりだ。
新たな公式MVの制作
当時は映像作品が存在しなかった「おつかれSUMMER」だが、今回のヒットを記念して制作された公式MVは、まご山つく蔵氏により、イラストを通じた新たな表現で視覚的にも楽しませてくれる。Y2Kと現在をつなぐポップでリラックスした映像は、夏の終わりにふさわしく、改めてこの曲の魅力を引き出している。このMVは、本人不在であるものの、ユニークなキャラクターとビジュアル表現を駆使し、「おつかれSUMMER」に新たな息吹を与えている。
国内外のヒットとリバイバルの流れ
公開されたMVが国内でこれほどの反響を呼んでいる背景には、海外でのヒットを受けたバイラルの影響が大きいと考えられる。アメリカやイギリス、アジア諸国を中心に広がった人気は、今回国内でも大きな盛り上りを見せており、まさにシティポップやR&Bのリバイバルブームの流れに乗っている。これまでの「真夜中のドア~stay with me」やDOUBLEの「Strange Things」などが注目される中で、「おつかれSUMMER」も新たなリバイバルヒットとして名を馳せている。
MV公開イベントでの熱気
同日に原宿ペニーレーンで行われた「Otsukare SUMMER night」という名のMV公開イベントでは、HALCALIの音楽と映像を楽しむ特別な時間が過ごされた。関係者やファンが集まり、MVのプレミア公開に向けてカウントダウンが行われ、映像放映後は自然と拍手が巻き起こるなど、熱気に包まれた一夜となった。
今回のMV発売を機に、再び多くのリスナーが「おつかれSUMMER」に触れるきっかけが生まれたことは間違いない。HALCALIの音楽は、いつの時代にも愛され続ける普遍的な魅力を持っている。これからも彼らの活躍から目が離せない。
HALCALIについて
HALCALIは、2002年に開催された女性ラッパーオーディションでの優勝がきっかけで、2003年にシングル「タンデム」でデビューした。彼女たちの独自性や音楽性は多くのリスナーに支持され、数々のCMソングとしても使用されるなどの実績を残している。今回の「おつかれSUMMER」を一つの起点として、再び新たな展開が期待される。
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その他のMVもぜひチェックしてほしい。HALCALIの選曲はいつの時代もひとつの時代を彩っている。これからの動向にも大いに期待が寄せられる。