カンネツの冷却技術
2026-06-03 11:36:49

カンネツが提案する次世代冷却システムの全貌とInterop Tokyo 2026出展情報

カンネツの挑戦とInterop Tokyo 2026



株式会社カンネツ(本社:大阪市北区、代表取締役社長:荒木 努)は、2026年6月10日から12日まで千葉の幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2026」に出展します。カンネツは、第一実業株式会社の協力メーカーとして、次世代冷却システムに焦点を当てた展示を行う予定です。特に注目すべきは、AIデータセンターが直面している厳しい熱関連の課題に対するソリューションです。

AIデータセンターが直面する課題


生成AIの急速な進化に伴い、AIデータセンターは「電力不足」「冷却能力の限界」「工期の長期化」という三重の壁に直面しています。このような状況を打破するために、カンネツは発表された次世代冷却システムを活用し、新たな解決策を提示します。

電力不足という壁


2026年現在、1ラックあたり200kW超の超高密度サーバーが現実のものとなり、データセンター全体の電力消費は爆発的に増加しています。このような状況では、その供給を確保し、エネルギー効率を最大化することが急務です。

冷却能力の限界


高密度の発熱に対応するためには液冷化が不可欠です。しかし、次世代冷却設備に関する専門的な設計と施工を行える事業者が少ないため、実装がスピードを欠くという問題があります。

工期の壁


データセンターの需要は確実な投資が求められるため、早期の建設が競争優位を左右しますが、液冷インフラの設計基準が厳しくなったため、建設工期も長くなりがちです。

カンネツはこの三重の壁に対抗するため、設計から配管、事前検証までを一貫して提供する総合エンジニアリング企業としての役割を果たします。

展示内容


「低PUE冷却技術」をテーマにした第一実業ブース内で、カンネツが紹介する次世代冷却システムの構成機器について解説します。

1. ドライクーラー


外気を利用することで冷却に必要な消費電力を大幅に削減するドライクーラーは、次世代データセンターの基盤を支える基礎的な設備です。この技術により、夏季の外気温上昇時でも高い冷却能力を維持しながら、エネルギー効率の良いシステムを実現しています。

2. メカニカルルーム(コンテナ型冷却インフラユニット)


すべての冷却関連機器をコンテナ内に集約したこのユニットは、配管工事を軽減し、データセンターの設立を迅速化します。将来的な拡張性も考慮された設計です。

3. 模擬負荷試験装置(ロードバンク)


実際にサーバーが稼働する状況を模擬した試験装置により、設計した冷却システムが実運用に適しているかを確認することができます。カンネツは1MW以上の高負荷試験に対応しており、事前検証の重要性を強調しています。

カンネツが選ばれる理由


カンネツの強みは、単なる設備の製造・販売にとどまらず、熱源の選定、配管設計、施工、試運転、さらには事前検証まで一貫して対応できる点です。これにより、複数のベンダーが関与することによる工期遅延のリスクを避け、データセンターの迅速な立ち上げを支援します。

施工のスピード課題解決


冷却機器を集約したコンテナ型ソリューションによって、工期を短縮します。大規模な配管工事を必要とせず、迅速な展開が可能です。

環境基準への対応


次世代データセンターが求める「低PUE」や「低WUE」にも応じた設計と運用が可能で、エネルギー効率の向上を図っています。

展示会情報


  • - 展示会名: Interop Tokyo 2026
  • - 開催期間: 2026年6月10日(水)〜 12日(金) 10:00-18:00(最終日のみ17:00)
  • - 会場: 幕張メッセ(千葉市美浜区)展示ホール8
  • - ブース番号: 第一実業株式会社ブース内(小間番号:8B25)
  • - 公式サイト: Interop Tokyo 2026

株式会社カンネツについて


1978年に創業したカンネツは、冷熱制御技術を核にした総合エンジニアリング企業であり、産業機械やデータセンター向けに省エネ冷却ソリューションを提供しています。自社設計・製造による各種冷却機器に加え、冷却システム全体を一貫して手掛けています。最近はAIデータセンター向けの液冷インフラに注力し、さらなる技術力の向上を目指しています。


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