廃プラスチックを活用したMINIのアップサイクルワークショップが成功裡に実施
2025年11月2日、NPO法人 唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)は、MINI宮崎ショールームで「BIG LOVE PROJECT ~サーキュラエコノミーワークショップ~」を開催しました。このワークショップでは、廃プラスチックから作る新しいものづくりの楽しさと、資源循環の重要性を体感できる内容となりました。
参加者の多彩な顔ぶれ
当日は約40名が参加し、親子連れやMINIオーナーが集いました。参加者は、回収されたペットボトルキャップを使用して、MINIロゴのキーホルダーを作る体験を通じて、プラスチックが新たな形に生まれ変わる過程を楽しみました。物づくりを通して環境への理解が深まるこの企画は、年代を問わず参加しやすいものでした。
プラスチックを再生するワークショップ
ワークショップでは、回収されたペットボトルキャップが専用の射出成形機を使って、MINIロゴキーホルダーへと再生されました。参加者は「溶かす → 成形する → 取り出す」という工程を経験し、手を動かしながら環境問題を考える時間を持ちました。これにより、物作りの楽しさだけでなく、循環経済の価値も実感できる貴重な体験となったことでしょう。
MINIの「BIG LOVE ACTION」との連携
今回のワークショップは、MINIが掲げる「BIG LOVE ACTION scaled by MINI.」の活動とも通じるものでした。この取り組みは、小さなアイデアを大切に育て、誰もが持続可能な未来を築く一歩を踏み出せるようにするものです。参加者は、この理念を体験を通じて直接感じ、世代や背景を超えたつながりを創出しました。
地域貢献と未来への取り組み
唐津Farm&Foodの代表者は、「手を動かすことで環境を学ぶことができました。このような取り組みが広まり、全国に広がっていくことを願っています」とコメントしました。材料やデザインに合わせた柔軟な体験提供を行っていて、地域性にも寄り添う内容となっています。
その他のアクティビティと継続的なワークショップ
さらには、当日には廃プラスチックを利用したクリスマスオーナメントの制作も行われ、大好評でした。MINI宮崎ショールームでは、来場者が気軽に参加できるクリスマスオーナメントの制作体験も引き続き実施される予定です。この経験を通じて、参加者は楽しくアップサイクルに取り組みながら、季節を感じることができるでしょう。
プラスチック問題への取り組み
今回のワークショップを通じて、環境問題に対する意識の向上が期待されます。東京都内などで活動している「Precious Plastic 唐津」は、地域の資源を循環させる活動にも力を入れており、今回の企画もその一環として位置づけられています。
まとめ
このような活動は、参加者だけでなく地域全体にとっても重要な意味を持ちます。資源を無駄にすることなく、循環させることの意義を理解する力を養う場として、今後もこうした取り組みを続けることが求められるでしょう。MINI宮崎と唐津Farm&Foodの連携によるアップサイクルワークショップは、地域貢献の新たなモデルとなりつつあります。これからの活動から目が離せません。