音楽がつなぐ高齢者の健康: ロマンディスコが感動のひとときを提供

2025年12月11日、東京都目黒区にある社会福祉法人三交会青葉台さくら苑にて、特別コラボイベント「ロマンディスコ」が開催されました。このプロジェクトは、健康一番プロジェクトの一環として行われ、高齢者の健康づくりと交流を目的としています。

開幕！SU氏の軽快なトークで盛り上がる

イベントは、RIP SLYMEのSU氏が登壇し、開幕を飾りました。彼は「ロマンディスコ」の目的や内容を紹介し、会場に集まった高齢者たちとの軽やかな会話を交えながら、リラックスした雰囲気を作り出しました。このイベントは高齢者の健康を促進するために企画されているもので、ディスコのスタイルで楽しむという新しい試みに、多くの利用者が興味津々の様子で臨んでいました。

ゆったりと流れるDJタイム

この日の目玉はもちろん、DJタイム。DJ GEN氏が奏でる選りすぐりの懐かしのディスコナンバーや親しみやすい楽曲が流れると、参加者の体が自然とリズムに乗り始めました。声を合わせて歌を楽しむ場面も見られ、SU氏は「この曲、知っていますか？」と利用者たちにマイクを向け、照れくさそうにしながらも懐かしい曲を歌い上げる利用者に、会場には笑顔が広がっていきました。この音楽の体験は、心身ともにリフレッシュする効果があり、代々にわたる世代を超えた交流を促進しました。

利用者たちの「感動的な時間」

イベントの最後には、青葉台さくら苑の施設長、坂井氏が登壇。彼は参加者が音楽に合わせて楽しむ様子を見届け、非常に感動したと語りました。坂井氏は、「皆さんが一体感を持って音楽を楽しんでいる姿を見て、すごく心温まる瞬間を味わいました。最高の音楽の時間をありがとう」と感謝の意を表しました。

健康づくりの重要性を再確認

イベントを振り返る中で坂井氏は、参加者に健康への関心を持つ重要性を訴えました。「音楽を楽しんだ後はしっかりと休息と水分補給を行い、今日のエネルギーを明日にもつなげてほしい」と、参加者への健康への配慮も忘れずに伝えました。

ロマンディスコについて

「ロマンディスコ」は介護福祉士でDJの大滝亮輔（GEN）氏とSU氏が共催する、介護施設などで行われるダンスイベントです。光と音楽に彩られた特別な空間の中、世代を超えた人々が昔の思い出を語り合い、懐かしの曲を一緒に楽しむことができるのです。このような企画は、高齢者の健康維持や社会的つながりを大いに促す場となり、非常に意義深いものと言えるでしょう。