Z世代の自律成長を促進する新プログラム「CYCLE」に注目
2026年度向けの新入社員育成プログラム「CYCLE」が、株式会社シェイクと株式会社コードタクトの連携によって始まりました。このプログラムは、今の時代に必要なリーダーシップやキャリア自律に基づいて設計されており、特に多様な価値観を持つZ世代の新入社員を対象にしています。これまでの現場やOJTに頼る育成方法から脱却し、新入社員自身が「一緒に働きたい」と思わせる存在へと成長する力を育てることを目的としています。
新入社員育成における課題
新入社員の傾向について、株式会社シェイクが実施した「2025年新入社員半年後レポート」によると、自己成長が働く目的の第一位を占めており、自分らしさの発揮が重視されています。しかし、それが期待に外れると辞退を考えるケースも見られるなど、企業と社員の価値観のずれが課題として浮上しています。このような背景から、新入社員を指導する管理職やOJTトレーナーは、厳しいフィードバックを与えることに対して心理的な抵抗を感じているのが現状です。
このような現場の課題を鑑み、シェイクは新入社員が自律的に成長できる仕組みが必要だと考えました。本プログラムでは、個々の新入社員の経験を「同期間の学びの材料」として活用し、相互に学び合う環境を提供します。
プログラムのポイント
この新しい育成プログラムには、以下の3つの重要なポイントがあります。
1.
セルフプロデュース力の育成
新入社員が「一緒に働きたいと思われる人材」になるため、自身の魅力を最大限に引き出す「セルフプロデュース力」を磨きます。スキルの陳腐化が進む中、他者と働く意義を示す姿勢を育てることが求められています。
2.
ラーニングコミュニティによる経験の持論化
新入社員同士でのつながりを維持し、一緒に学ぶ仕組みを整えます。目標を設定し実践することで、自己成長の循環を促進します。
3.
AIを活用した振り返りの実施
リフレクション・マネジメントシステム「チームタクト」を利用し、経験学習サイクルを分析します。これにより、学びや成長を具体的に評価し、フィードバックを可視化します。
プログラムの実施内容
プログラムは導入研修と配属後の実践に分かれています。導入研修では、自己主張と信頼構築の違いについて学びながら、新入社員が「一緒に働きたい人材」としての特徴を理解します。その後、配属後はチームタクトを通じて、定期的に自分の経験と学びを振り返り、成長につなげる取り組みを実施します。具体的には、職場でのマナーやコミュニケーション方法、ジョブクラフティングなど、段階的に実務を通じた学びを深めます。
企業側のニーズに応える支援
新入社員の権利を尊重しつつ、育成に必要なフィードバックも実施しやすくするため、プログラムは各企業のニーズに応じてカスタマイズ可能です。シミュレーション型の研修や先輩社員とのメンタリングシステムを導入することも可能なので、より実践的な支援が行えます。
AIとコミュニティを活用したこの新しい育成プログラムは、現場への依存から脱却し、新入社員が自立した成長を遂げるための実用的なソリューションと言えます。今後、従来の育成方法では難しい自律成長支援に期待が寄せられます。ぜひ、この新たな育成プログラム「CYCLE」を企業の現場で導入してみてはいかがでしょうか。