ドローンショーが彩る第41回関門海峡花火大会の魅力とは

今年も下関市で第41回関門海峡花火大会が開催されます。このイベントは山口県下関市と福岡県北九州市が共催するもので、関門海峡を挟んで両岸から打ち上げられる花火は、日本でも指折りのスケールを誇ります。昨年に引き続き、ドローンスクール下関主催のドローンショーが行われ、2025年8月13日の夜、特別な演出が披露される予定です。

この花火大会は、1985年から続き、38年の歴史を持ちます。今年も約1万8000発の花火が上がる予定で、下関側からは10500発、門司側からは7500発が打ち上げられる見込みです。もちろん、花火だけでなく、夜空を舞うドローンアートもイベントの大きな見どころ。昨年はSNSで話題となり、多くの人々がこの迫力に魅了されました。

ドローンショーの詳細

今年のドローンショーは、19時45分から15分間の予定で、特に日が暮れて空が暗くなるタイミングを狙っています。今年もドローンスクール下関が中心となり、840機のドローンを使ったダイナミックなプログラムを提供します。テーマは「タイムワープ」で、下関の過去、現在、未来を表現した演出が盛り込まれています。鯨やフグ、巌流島の戦いなどもドローンによるアニメーションとして夜空に映し出されます。

協賛として、世界的なアンチウイルスソフト提供会社であるノートンライフロックが名を連ね、特別な演出を支えています。今年は成人式を迎えられなかった令和3年度の参加者を特別に再招待し、特別席を設けることで、思い出に残るドローンショーを提供しようとしています。

大会の全体像

この花火大会は、全国的にも有名なイベントで、来場者の数は100万人に達するとも予想されています。SNSやテレビ中継を通じて、全国各地から多くの人々に知られることとなり、その人気は年々高まっています。

さらに、ドローンスクール下関は、インストラクターがドローンでこのドローンショーと花火の様子を空撮し、テレビQの生放送とも連動させて、リアルタイムで視聴者に届ける計画をしています。後日、ショーの編集版も下関市や観光コンベンション協会に寄贈され、YouTubeチャンネルでも公開される予定です。