VTuber事務所WACTOR、契約違反者への訴訟で勝利！業界の健全性を守る

WACTOR、契約違反者との法廷闘争の行方

株式会社WACTORは、2018年に設立されたVTuber事務所として、これまで独自の展開を続けてきました。同社は累計200万人以上のフォロワーと、視聴回数6,000万回以上という実績を誇っています。その中で、過去に所属していた4名のVTuberが契約に対して重大な違反を行ったため、同社は法的措置をとることとなりました。

最近、WACTORは4件の損害賠償請求訴訟において、見事勝訴の判決を得ることができました。これにより、裁判所は違反者に対し、合計1,000万円以上の賠償を支払うことを命じました。この判決は、今後の業界における契約違反の取り締まり強化にも寄与するものと期待されます。

違反者それぞれの状況

1. 裁判結果（日本国内男性ライバー）: 令和6年（ワ）第18258号において、被告が企業への出資を募る番組に出演していた事実が明らかになり、敗訴しました。

2. 裁判結果（日本国内女性ライバー）: 令和6年（ワ）第21241号で、虚偽のセクハラ被害を主張しましたが、裁判所はこれを認めず、WACTORが勝訴。

3. 裁判結果（スペイン女性ライバー）: スペインの法律事務所を代理人に立て、勝利。しかし、この判決は現地においても強制執行が可能です。

4. 裁判結果（パラグアイ女性ライバー）: 代理人となった法律事務所は恐ろしい脅迫を受けるも、後任を見つけて勝訴にこぎつけました。その判決もまた、強制執行への道を開くものであり、被告が日本に移住している可能性も考慮されています。

社会への影響

これまで、WACTORは契約違反者による深刻な風評被害を受けてきましたが、取引先企業や所属VTuberの支えがあってこそ、事業を存続・成長させることができました。今後、会社は違反行為についての詳細な情報を適切に発信していく方方針です。

また、これらの勝訴をもとに、さらなる訴訟の準備が進んでいるとのことです。WACTORの代表、大石昂は、「今後とも、正当な契約を守ることで業界を健全化する」との意気込みを語っています。特にVTuber業界では、インフルエンサーの信頼性が重要であり、WACTORが行動を起こすことに意味があります。

WACTORの今後

これまでの業務が契約違反者によって脅かされてきた中でも、すでに幾つかの新しいプロジェクトが進行中です。たとえば、オンラインくじ『FAPON』は好評で、VTuber事務所としての収益源を確保しています。このサービスは、誰でも手軽に参加でき、限定グッズを手に入れることが可能です。

WACTORは、これからもVTuber業界におけるトレンドをリードする企業となるべく、さまざまなサービス展開を進めてまいります。今後の動向にもぜひご注目ください。