UCCとアーバンリサーチが手がけるアップサイクルTシャツ、数量限定発売！

UCCとアーバンリサーチが共作した限定Tシャツ

今年、UCC上島珈琲と株式会社アーバンリサーチが初めて共創の取り組みを行い、ユニークなTシャツを発売します。この商品は、UCCの人気ブランド『UCCミルクコーヒー』を模したデザインで構成されているほか、環境への配慮も加えられています。

今話題のTシャツの詳細

このTシャツは、廃棄繊維から作るリサイクル糸を使用しており、全体の30%がリサイクル素材で構成されています。さらに、抽出後のコーヒー粉を染色に利用することで、独特の風合いを実現しています。このサステナビリティに重きを置いた商品は、2025年5月17日から販売され、UCCの公式オンラインストアでは事前予約が5月15日から開始されます。

サステナビリティへの取り組み

UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ」というビジョンのもとで活動を進めています。コーヒー産業においても、抽出後のコーヒー粉を肥料や堆肥に活用するなど、資源の再利用とサーキュラーエコノミーの概念を推進しています。特に、今回のTシャツ企画はSDGsに基づいた取り組みの一環として位置づけられています。

一方、アーバンリサーチも、Clothing InnovationやClean Earth、Community Buildingの3つのテーマを軸にした活動を展開しています。両社の共創は、環境問題への意識を高めるとともに、新しい価値創造の形を示しています。

限定バッグの発売

そのほか、同時にコーヒー生豆輸送用の麻袋をアップサイクルしたバッグも2種類販売される予定です。これらのバッグもサステナブルな商品として高い注目を集めています。数に限りがあるため、購入を希望する方は早めのチェックが必要です。

大阪万博との関係

このプロジェクトは、2025年に大阪で開催される日本国際博覧会（大阪・関西万博）の一環とも関連しています。アーバンリサーチは、クリーンな地球環境を目指す取り組みを通じて、万博のテーマと連携し地域社会に貢献する姿勢を示しています。

両社の結びつきの背景

UCCが1969年に世界初の缶コーヒーを開発したことに始まり、アーバンリサーチはその後、地元のファッションシーンで多くのファンを得てきました。これを契機に、関西地域の企業が協力し、新たな製品を世に送り出すことに成功したのです。今後、両社のコラボレーションを通じて、さらなる革新と持続可能な取り組みが期待されます。