塙町での戦後80年記念トークイベント
2025年9月9日(火)、福島県塙町にある湯遊ランドはなわ(ホテルあぶくま高原テラス)で、特別なトークイベントが開催されます。このイベントは、戦後80年を迎えた意義深い機会として、特に注目を集めています。イベントの登壇者は、それぞれ歴史的な背景を持つ著名な方々。元首相のひ孫やインド独立の父のひ孫など、多彩な立場からの視点が交流されることになります。
トークイベントの登壇者
- - 東條英機のひ孫、東條英利氏
- - ウィンストン・チャーチルのひ孫、ルーシー・サンズ氏
- - マハトマ・ガンジーのひ孫、トーシャ・ガンジー氏
- - ナチス将校の孫、ジェニファー・テーゲ氏
これらの登壇者は、それぞれに「戦争の記憶」と向き合い、異なる経緯から様々な偏見や困難を経験しています。彼らは「どうしたら境界を作らずに手を取り合えるか」というテーマで語り合い、その実体験を通じて「分断を生まないまちづくり」「共に暮らせる地域社会」を探求します。この対話を通じて、参加者は地域で実践できる「つながりのつくり方」を考えることができるでしょう。
イベントの概要
- - 日程: 2025年9月9日(火)18:00〜19:00
- - 会場: 湯遊ランドはなわ (ホテルあぶくま高原テラス)
- - 参加人数: 66名まで
- - 入場料: 無料
- - 後援: 福島県塙町
懇親会と特別ゲスト
イベント終了後、19:00から懇親会も予定されており、塙町出身のアーティスト
つのだ☆ひろ氏が特別ゲストとして登壇します。つのださんは、東日本大震災や福島第一原発事故をテーマにした絵本からインスパイアを受け、楽曲「きぼうのとり」を生披露。その歌は、困難に直面する子どもたちに希望を届ける内容で、聴く人々に感動を与えることでしょう。懇親会は5,000円の参加費が必要ですが、食事や飲み物も提供されます。
実施の背景
このトークイベントは、震災の際に塙町の住民が「人として」共に助け合った経験から生まれました。相手にかかわらず、必要な手を差し伸べるという行動が重要視された時、立場を超えた人間関係が生まれました。今回のイベントでは、その価値観を基に「異なる立場の人との向き合い方」や「理解し合うための方法」を、参加者と共に探悼していきます。
私たちの目指すのは塙町の「受け入れる文化」や「人と人をつなぐ力」を次世代に継承し、それを町外にも発信すること。この小さなステップが、新しい地域社会の幕開けに繋がることを期待しています。皆様の参加を心よりお待ちしています。
参加方法
トークイベントの参加申し込みは、湯遊ランドはなわにお電話ください。
【お問い合わせ】
湯遊ランドはなわ
〒963-5533 福島県東白川郡塙町大字湯岐字立石21
TEL:0247-43-3000 ※9時~19時(土日祝含む)
FAX:0247-43-2300
主催:塙町地域創生事業推進協議会
後援:塙町