戦後80年特集
2025-08-05 09:50:08

TBSラジオが特集する終戦80年、戦争の記憶と平和を考える

終戦80年を迎えるTBSラジオの特別企画



2025年の夏、終戦から80年という節目に、TBSラジオでは特別企画を放送します。この日は日本の歴史において非常に重要な出来事であり、毎年8月15日を迎えるごとに、その意味を改めて考えさせられます。今年も例外ではなく、戦争の悲劇とそれに続く平和の重要性を掘り下げる特番が展開されます。特に、各番組で様々なゲストを招き、さまざまな視点からの語りが行われます。

番組内容の詳細



BRAND-NEW MORNING (5時00分~6時30分)



まずは早朝の「BRAND-NEW MORNING」の時間帯。ここでは、ゲストに毒蝮三太夫さんを迎え、彼自身の幼少期の戦争体験についてお伺いします。毒蝮さんは戦中や戦後の生活、そして空襲や疎開の思い出を語り、当時の世相を伝えます。彼の生の声を通じて、悠久の時間を経てもなお色褪せない戦争の記憶は、聴衆の心に深く刻まれることでしょう。

今田耕司のお耳拝借!金曜日 (8時30分~11時00分)



次に「今田耕司のお耳拝借!金曜日」では、文化学園服飾博物館で開催中の「戦後80年企画 衣服が語る戦争」という展覧会からのレポートが行われます。良原安美アナウンサーがこの独特な試みに迫り、衣服を通して見える戦争の姿とその影響を探ります。また、舞台『WAR BRIDE-アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』に出演する奈緒さんもゲストとして登場し、作品やテーマについて語ります。

金曜ボイスログ (11時00分~14時00分)



11時からは「金曜ボイスログ」で、「戦争と流行歌」特集が組まれています。ここでは、戦時中から戦後にかけての歌謡曲の変遷を、臼井ミトンが解説。音楽を通じて当時の人々の心情や状況を浮き彫りにし、聴く人々に様々な角度からの感覚を提供します。

金曜ワイドラジオTOKYO「えんがわ」 (14時00分~16時50分)



午後の「金曜ワイドラジオTOKYO」では、特別コーナー「ラジオTOKYOリメイク」に、戦争の語り部として活動する長峰由紀さんを迎えます。さらに、長年にわたり愛されている秋山ちえ子さんの朗読作品「かわいそうなぞう」をオンエア。地味ながらも深いメッセージを伝えるこの物語は、聴取者に戦争の悲劇を改めて考えさせるきっかけとなるでしょう。

荻上チキ・ Session (17時00分~20時00分)



そして、夜の部では「荻上チキ・Session」が放送されます。この番組では3時間にわたり、戦争の記憶やその継承について掘り下げます。特集として全国戦没者追悼式の取材報告も行われ、さらに『「あの戦争」は何だったのか』という著書を持つ辻田真佐憲さんと、共著『大日本いじめ帝国』の荻上チキさんという二人が当時の状況について語り合う場が設けられます。

武田砂鉄のプレ金ナイト (22時00分~23時30分)



最後に「武田砂鉄のプレ金ナイト」において、音楽家・寺尾紗穂さんがゲストとして登場。寺尾さんは戦争体験者の証言を基にしたノンフィクションを手がけており、彼女の言葉の重みを通じて今私たちが何を学び、考えるべきなのかを問います。彼女の経験談は、歴史をより深く知るための貴重な手がかりとなるでしょう。

放送内容の視聴



これらの特集は、放送後1週間はradikoのタイムフリー機能を通じて、お好きな時間にお聴きいただけます。戦後80年を迎える2025年夏、この特別企画を通じて多くの人々が戦争について再考する機会を得られることを願っています。

時代は変わっても、戦争の記憶は色褪せることなく、次世代へと受け継いでいくべき重要なテーマです。TBSラジオの企画を通じて、歴史をただ振り返るのではなく、今後を考えるきっかけとしたいものです。


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