bemyfriendsの成長戦略
2025-11-28 16:09:11

グローバル音楽産業の新標準を提示するbemyfriendsの成長戦略

グローバル音楽産業の新標準を目指して



ファンダムビジネスを主軸として展開している企業、bemyfriendsが音楽プラットフォーム「FLO」を運営するDreamus Companyの買収を完了しました。この発表は、2023年10月28日に行われ、今後のビジネス展開に大きな期待が寄せられています。

bemyfriendsの成長と買収の背景



bemyfriendsは、自社開発のプラットフォームb.stageを基盤に、広告やマーケティング、ファンクラブの運営、Eコマース、ファンとのコミュニケーション、ライブイベント運営など、幅広い『ファンダムビジネス360』事業を展開しています。今回のDreamus Companyの買収により、音楽関連のストリーミングやアルバム流通など、ファンダムビジネスに必要な追加的な要素が加わりました。これにより、全体のバリューチェーンが強化された形です。

さらに、bemyfriendsは、財務的な安定性をもって買収を進め、国際的な投資家からの信頼を集めることに成功しています。最近では、b.stageの累計加入者が500万人を突破するなど、確固たる地位を築いています。これを基に、グローバルファンダムプラットフォームとしての更なる成長を見込んでいます。

Dreamus Companyとの統合シナジー



Dreamus Companyは音楽プラットフォームFLOを中心に、音源やアルバム流通、MD(マーチャンダイジング)制作など、音楽に関連する幅広いサービスを提供している企業です。特に、2021年からbemyfriendsへの持分投資を通じて、戦略的な協力を続けてきた経緯もあります。今回の買収によって、これまでの協力関係がさらに深まり、両社の強みを生かしたシナジー効果が期待されています。

bemyfriendsは買収完了後、早速FLOとb.stageとの連携を強化し、利便性を高める計画です。具体的には、両プラットフォーム間でのAPI連動を行い、商品企画やグローバルな流通網を活用してアーティストやIP基盤のコマース事業を拡充する方針です。また、FLOにb.stageの機能を加えることで、ファンとアーティストのつながりをより深めることを目指しています。

目指す新たなビジネスモデル



bemyfriendsは、今回の統合効果を通じて、2026年までにグローバル規模での売上を3,000億ウォンに到達することを望んでいます。また、K-POPのファンダムビジネスモデルを世界に広めるという明確なビジョンを持ち、それに基づく戦略を展開しています。すでに230カ国において、b.stageを通じてファンダムエコシステムが機能しているため、そのノウハウを活かして新たな標準を打ち出すことが期待されているのです。

bemyfriendsの代表であるソ・ウソク氏は、「この買収を通じてファンダムビジネスエコシステムのバリューチェーンが完成した」と語り、市場からの信頼を得るための具体的な成果を示すことに自信を見せています。さらに、「FLOはただの音楽ストリーミングプラットフォームではなく、ファンとアーティストが深くつながるための新たなエコシステムプラットフォームに進化する」と述べました。

今後の展望と注力分野



bemyfriendsは、K-POPやeスポーツ、様々なコンテンツ領域で、韓国国内だけでなく、日本やアメリカ、インド、ベトナムでのグローバルなパートナーシップを築いています。また、Netflixの成功作である『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の公式ファンコミュニティ構築に挑戦するなど、多様なIPのファンダムビジネスにも積極的に取り組んでいます。

今後も、これまでの成功を基にした革新的なプラットフォームの構築と全方位的なパートナーシップに注力し、持続可能な成長を遂げていくことが期待されています。音楽業界における新たなビジネスの潮流を創造するbemyfriendsの今後に目が離せません。


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