旭松食品が受賞
2025-10-21 13:48:17

旭松食品株式会社の高野豆腐事業が「もったいない大賞」を受賞!

旭松食品株式会社が輝く「もったいない大賞」



大阪市に本社を構える旭松食品株式会社が、公益財団法人食品等持続的供給推進機構によって主催される「第13回食品産業もったいない大賞」で、見事審査委員長賞を受賞しました。この受賞の背景には、旭松食品が展開する高野豆腐事業が生み出す副産物の活用が評価されています。主に廃棄されていた微生物塊を原料に、有機質肥料「ソイバイオソイル」を生産する取り組みが、地域における持続可能な農業を促進しているのです。

循環型農業の推進



旭松食品は、高野豆腐事業から生じる微生物塊と地域で発生する間伐材チップを用いて、有機質肥料「ソイバイオソイル」を創出しています。これにより、増加している耕作放棄地を利用し、地域の就労継続支援事業所と協力して農産物の栽培を行っています。こうした活動は、農業の資源循環を促進し、物・場所・人を効果的に活用する循環型の持続可能な農業を進めています。

除草作業を行う就労支援所の皆さん

実際、令和6年度には698トンもの微生物塊を活用し、639トンの「ソイバイオソイル」を生産する成果を上げました。この有機質肥料の利用者は年々増加しており、令和6年度には農福連携による作業者数が1,000名を超えるなど、地域での活動も着実に拡大しています。

人と地球にやさしい取り組み



「もったいない大賞」の受賞は、旭松食品が地域貢献と環境保護の両方を目指して進めている取り組みの一環です。今後も同社は廃棄される資源の有効活用を図り、地球温暖化の防止や省エネルギー、農福連携の推進に努めていくとのこと。こうした活動は、単に農業を支えるだけでなく、地域経済や環境の持続可能性にも大きく寄与するものと期待されています。

会社情報



旭松食品株式会社は、凍豆腐や即席みそ汁、スープ類、介護食などを手掛ける食品メーカーです。代表取締役社長を務める木下博隆氏のリーダーシップの下、地域に根差した事業を展開しながら持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。詳しい情報は公式ウェブサイト(旭松食品公式サイト)にて確認できるので、ぜひ訪れてみてください。

このように、旭松食品が目指すのは、ただおいしい食品を提供するだけでなく、地域社会と共に成長し、未来に向けた持続可能な農業の在り方を模索することです。この取り組みが多くの人に広まり、さらなる社会貢献につながることが期待されます。

受賞を祝しながら、旭松食品のこれからの活躍に注目していきたいと思います。


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