ディエスジャパンの挑戦
2024-12-27 12:53:49

ディエスジャパン、中小企業支援のためのESG経営を推進

中小企業のESG経営を支えるディエスジャパンの取り組み



株式会社ディエスジャパンは、リユーストナーを手掛ける中小企業であり、環境負荷低減に貢献することを使命としています。外部環境が変化する中、同社は2024年12月に行われたセミナー「CRIF Japan Seminar for Synesgy」で、ESG経営に関する自身の取り組みを発表しました。特に、コロナ禍における事業再構築の必要性とその具体的な施策について詳しく説明しました。

リユーストナーの正しい理解



ディエスジャパンは、主にオフィス向けのリユーストナー製品を製造・販売しています。ここでいうリユーストナーとは、使用後のトナーカートリッジを回収し、再利用や修理を行って再販される製品を指します。これを「リサイクルトナー」と誤解されることも多いですが、実際には使用済みの製品をリユース(再利用)しているため、「リユーストナー」が正しい呼称です。

コロナ禍による需要減少の対応



コロナウイルスの影響で、ディエスジャパンの主力商品であるリユーストナーの需要は大きく減少しました。そこで、北條社長は会社の事業再構築に着手。従業員アンケートや仕入先の訪問を通じて会社の課題を洗い出し、ESG経営に関連した新たなビジョン構築を目指しました。彼女は「これがESG経営の第一歩だったかもしれません」と語り、今後の方向性を模索しています。

ダイバーシティへの取り組みと連携



ディエスジャパンでは、雇用環境の改善に向け「ウィズダイバーシティプロジェクト」への参加を決定しました。こちらでは、障がい者雇用を推進することで、経営においてもプラスの効果を狙っています。また、地元サッカーチームFC大阪と連携し、地域の障がい者福祉事業所とのボランティア活動にも取り組んでいます。

脱炭素の再定義



コロナを機に、リユーストナーの価値を再定義し性能を強化する必要性が浮上しました。同社は、環境に配慮した取り組みを強化するためのロゴの導入や、様々な環境活動への参加も開始。特に、国際的に認知されたSBT(Science Based Targets)認定の取得は、自社の取り組みを測る重要な指標となっています。これを通じて、顧客企業の脱炭素に対する支援も行っています。

ESG経営の重要性と情報開示の必要性



ESG経営は単に大企業だけの課題ではありません。中小企業が生き残るためには、グローバルイメージに合わせた情報開示が必須です。それに向けて、ディエスジャパンはサステナビリティやSDGsを意識した施策を進めています。取り組みを続けることで、ビジネスチャンスも増えていくと実感しています。

最後に



ディエスジャパンは、CRIF Japanとの業務提携を通じて、ESG経営の実現に向けた一歩を踏み出しました。今後も中小企業のESG経営普及に努め、カーボンニュートラル社会の実現への貢献を目指しています。中小企業もこの流れに参加し、持続可能な社会の形成に寄与することが求められています。


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