第2回NEG建築家セミナー開催
2025年11月20日、東京港区の建築会館ホールにて「第2回 NEG建築家セミナー」が開催されました。本イベントは、建築界との持続的な対話を促進するために日本電気硝子株式会社とそのグループ会社である電気硝子建材株式会社が共催した取り組みです。昨年の第一回から引き続き、建築の未来を見据える重要なセミナーとして注目を集めました。
注目講師による講演
今年のセミナーでは、特に若手建築家の中で際立つ存在感を示す大西麻貴氏と百田有希氏が講師として参加。「生きた全体」をテーマに、建築と社会の関係性についての講演が行われ、多くの参加者の関心を引きました。約80名が会場に集まり、講演の後には製品展示や交流会が行われ、参加者同士が直接意見を交わす貴重な機会を持つことができました。
ライブ配信の実施
定員を超えるお申し込みがあったため、ZOOMによるライブ配信も実施され、首都圏以外に在住の建築家たちにも参加の機会を提供しました。遠隔地の参加者からも、「講演内容が非常に興味深かった」との高評価が寄せられ、広く支持されるイベントとなりました。
継続的な学びと交流の場
NEG建築家セミナーは、単なるイベントではなく、参加者同士の学びや交流を促進する場としての意味を持ちます。次世代の建築家に向けた支援を通じて業界全体の発展を促すことを目的としており、日本電気硝子と電気硝子建材は今後もこのような取り組みを続けていく意向を示しています。継続的な対話を通じて、建築界との関係をより深めることが期待されます。
NEG建築家セミナーについて
本セミナーは、過去30年間にわたり行われてきた「空間デザイン・コンペティション」で培った建築家とのネットワークを活かし、より深い関係構築を目指しています。日本電気硝子と電気硝子建材は、このセミナーを通じて建築家との対話の機会を設け、製品開発や新たな活用方法を共に探りながら、建築界に貢献し続ける考えです。
講師紹介
講師の大西麻貴氏は、京都大学を卒業後、東京大学大学院を修了し、2008年には「大西麻貴+百田有希/o+h」を共同設立しました。百田有希氏も同様に京都大学卒業後、同事務所で活動し、共に数多くの受賞歴を持つ才麗な建築家たちです。これまでに、シェルターインクルーシブプレイスコパルや熊本地震震災ミュージアムKIOKUなど注目作品を手がけています。
日本電気硝子の企業理念
日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を置く世界的な特殊ガラスメーカーです。特殊ガラスの開発においては70年以上の歴史があり、さまざまな分野で高い評価を受けています。また、これからも産業の先端における重要な技術を支える企業として、建築界との関係構築を続け、価値ある製品を提供していく所存です。今回はこのセミナーを通じて、より多くの若手建築家たちとの関わりを持つことができました。対話を通じて新しい価値の創造を目指します。