ビジコンAWARDS 2025とは
企業改革や新規事業創出を目指すビジネスコンペティション、通称ビジコン。その運営を支える事務局の活躍を称える「ビジコンAWARDS 2025」が、2025年6月9日に虎ノ門ヒルズステーションアトリウムで開催されます。 今回のアワードでは、選考を通過した21社の事務局が、その取り組みの成果を披露し、緊張感の中審査が行われました。結果、最優秀賞を受賞したのは株式会社リコーの「TRIBUS(トライバス)」でした。
TRIBUSプログラムの特色
TRIBUSは、事業と人の成長をサポートすることを目的としたプログラムです。2019年にスタートし、社内起業家の発掘やベンチャー企業の支援を通じて、挑戦者の独自のアイデアを社会に実装するための場を提供しています。リコー独自の視点からの挑戦を評価するこのプログラムは、事務局の工夫を集結し、これまでにない新たな価値を生み出しています。プログラムの詳細や参加方法は、公式サイト(https://accelerator.ricoh/)で確認できます。
審査員たちの評価
審査員は、ビジコンを通じた各企業の取り組みに高く評価しています。早稲田大学ビジネススクールの教授、入山章栄氏は、「各社の素晴らしいプレゼンは、どの企業も価値ある取り組みをしている証です」と述べ、特にこのアワードが企業イノベーションのヒントになると期待を寄せました。虎ノ門ヒルズの渡瀬ひろみ氏も、大手企業が新たな事業を生み出す際の挑戦を評価し、「このようなアワードが業界の成長へと繋がることを嬉しく思います」と熱意を示しました。
今後の展開と期待
「ビジコンAWARDS」は今後も継続されることが決まっており、事務局同士が実践的な知識を共有する機会を設けることで、イノベーションの促進を図ります。参加企業の成功や取り組みを広く発信することで、ビジコンの普及と運営の質を向上させることを目指しています。
さらに、アワードの趣旨を伝える「アワードレポート」が2025年秋に発行される予定です。このレポートには、各社の取り組みや傾向がデータとして整理され、他社の事例を通じて学びを深める参考素材となることが期待されています。
まとめ
今回のビジコンAWARDSを通じて、事務局の重要性が広く認識され、企業内での革新が推進されることを願っています。リコーのTRIBUSをはじめ、多くの企業が新たな挑戦へと踏み出す仲間となることで、日本のビジネスシーンに新たな風を吹き込むことが期待されます。今後の展開にも注目していきたいと思います。