年内入試の指導法を考えるオンラインセミナー
学校法人河合塾は、高校教員を対象としたオンラインセミナー「理想をあきらめない年内入試対策」を2023年12月16日に開催します。このセミナーでは、急速に普及する年内入試に焦点を当て、教員が生徒の適切な指導方法を考える機会を提供します。
年内入試の重要性
少子化の進行や多面的評価が根付く中、年内入試が拡大しています。特に私立大学においては、2024年度の入学者の約60%が年内入試からの受験者であると言われ、今や入試の重要な選択肢となりました。年内入試を受ける生徒を増加させる必要がある一方で、高校現場ではその指導が追いついていないという現実があります。
多くの教員からは「年内入試に対応するための時間が不足している」という声が寄せられていることも否めません。特に、高校3年生が8月に志望理由書を書こうとした際、自己理解が不足しているために「なぜその大学を選びたいのかが分からない」といった状況が多く見受けられます。このような状態では、書類を提出するための指導が必要です。
セミナーの内容と目的
本セミナーでは、「高3の夏に志望理由書を書けるようにするために、いつから、何を、どのように指導するか」をテーマに議論を行います。小論文科の講師であり、思考力・表現力の育成教材プロジェクトリーダーである加賀健司氏を招き、彼の豊富な指導経験に基づく実例を交えながら、効果的な指導法を考えます。
加賀氏は、年内入試を勝ち抜くためには「どのような生徒が合格できるのか」、そして「学校ではどう指導すべきか」といった具体的なアプローチを示します。時間や人手が不足しがちな高校現場の実情も踏まえつつ、理想の指導をどのように実現するかについて深い理解を得られる内容となっています。
まとめ
年内入試の拡大は今後も続くと見込まれています。高校現場では、教員のさらなる対応が求められており、このセミナーはその貴重な情報源になるでしょう。教員の皆様にとって、効果的な指導法を学ぶ良い機会ですので、ぜひ参加をご検討ください。
イベント詳細
- - 日時: 2023年12月16日(火)15:00〜17:00
- - 対象: 高等学校・中等教育学校の教員
- - 形式: オンライン(Zoomウェビナー)
- - 講演者: 加賀 健司(河合塾小論文科講師)
プログラムは以下のようになっています:
1. 年内入試の概況(河合塾「Guideline」編集部)
2. 講師講演
- こんな生徒が総合型選抜を勝ち抜ける
- 年内入試対策の理想を考える
- 学校ではどう指導すべきか
参加申し込みは、2023年12月8日(月)までに以下のリンクからお申し込みください:
年内入試対策セミナー申し込みページ
お気軽にお問い合わせください。
郵送先: 河合塾 学校事業推進部
Email:
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