ダイケンがハンガーレールカタログを全面リニューアル！より分かりやすく進化した製品情報

ダイケンの新しいハンガーレールカタログが登場

大阪に本社を置く株式会社ダイケンは、製品カタログ「ハンガーレールシリーズカタログ vol.14」を2025年11月28日に発行しました。このカタログは、顧客のニーズに応えるために全面的にリニューアルされています。

70年以上の歴史を誇るハンガーレールシリーズ

ダイケンのハンガーレールシリーズは、1950年代から製造・販売され、多くの工事現場や物流施設で利用されてきました。このシリーズは、工場の重い扉を支持するハンガーレール部品と、工具や半製品を吊り下げて移動させるマテハン用部品に分かれています。顧客からは、「用途に合った製品が見つけにくい」との声を受け、より使いやすいカタログを目指しました。

ハンガーレール部品

ハンガーレール部品は、扉を吊るための吊り車、吊り車の軌道となるハンガーレール、そしてこれらを壁や天井に固定する受（ブラケット）などで構成されています。使用される素材には、スチール、ステンレス、アルミがあり、多様なニーズに応えることができます。

マテハン用部品

また、マテハン用部品は工具や半製品を吊り下げるための吊車とレールから成り立っています。この部品は作業の効率化に役立ち、さらに防球ネットやビニールシートを吊るすための部品も提供されています。

用途の広がり

近年、ハンガーレールシリーズは単なる扉や工具の吊り下げに留まらず、「墜落防止」や「省人化・省力化」をテーマにした新たな用途で進化しています。たとえば、ビルの高所作業では作業員を吊り下げる「メンテナンスレールMRA」や、工事現場で品質の高い資材を安全に搬送する「アシストレールASR」などが活用され、業界から高い評価を受けています。

リニューアルポイント

新しいカタログの目玉は、ハンガーレール言歴史や用途の拡大を示すイントロダクションページです。これは、過去から未来にわたる変遷を視覚的に表現し、カタログ全体を通じてハンガーレールの価値を伝える役割を果たします。

また、使用シーンや特注の具体例を紹介するページが新たに設けられ、イラストと説明文でわかりやすく構成されています。これにより、利用者は実際の使用シーンをイメージしやすくなっています。

3DイメージとQRコード

製品紹介ページでは、部品選定方法や部品構成を3Dイメージで説明し、各部品の図面や寸法を確認できるQRコードも活用されています。ページ全体にわたり、視認性と理解しやすさを追求した新しいデザインに仕上がっています。

ダイケンの将来計画

ダイケンは、70年以上の実績を誇る企業として、製品の品質を常に向上させる努力をしていきます。社長の藤岡洋一氏は、「お客様のニーズに従い、今後も製品開発やカタログ制作に尽力していきたい」とコメントしています。

現代の建築業界において、ダイケンの製品はますます重要な役割を果たしていくことでしょう。私たちの生活を便利に快適にするために、同社のさらなる進化に期待しましょう。