職人とAIの共演
2026-05-21 18:05:23

職人の知見をAIで生かす!原田左官工業所の業務改善事例

職人の知見をAIで生かす!原田左官工業所の業務改善事例



概要


原田左官工業所は、東京に本社を置く1949年創業の左官工事会社です。この度、株式会社アルパカとの連携により、Google Workspaceや生成AI(Gemini、NotebookLM)を用いた業務改善に取り組み始めました。この新たな試みは、職人たちの豊富な経験やノウハウを社内資産として有効に活用するためのものです。

背景


建設業界では、現場における情報や手法が分散しやすく、社員同士の情報共有が課題となることがあります。原田左官工業所も、常時60名以上の職人が在籍している中で、様々な施工や顧客対応に対応するため、この課題を解決する必要がありました。特に、情報のスムーズな引き出しや過去の施工情報を必要な時にすぐに取り出せる環境が求められていました。また、ブログ記事の品質均一化や効率化も喫緊の課題でした。

業務改善の取り組み


1. Geminiを活用したブログ記事作成支援


原田左官工業所では、GeminiのGem機能を活用し、ブログ記事の下書き作成支援を行っています。これにより、職人が自身の知識を元にAIが質問や構成案を提示しながら記事を作成することが可能になります。この方式は、記事作成の効率化だけでなく、職人たちの知識を広める手助けにもなります。現在、WordPressへの移行を見据えた作業も進行中です。

2. NotebookLMで社内ノウハウを整理


Google Workspace環境と連携したNotebookLMを利用し、社内の情報や資料を整理する取り組みも進めています。特に、施工ノウハウや過去の事例を社内で効率的に共有することを目指しています。これにより、特定の職人だけに情報が依存するのではなく、社内全体で情報が活用できるようになります。

3. Google Chatでの情報共有改善


Google Chatを利用し、進捗情報や依頼内容を関係者間で効率的に共有できる体制が整備されています。これにより、チャットスペースの設定やメール連携機能を活用し、業務の進捗を一元管理することが可能になります。情報共有の効率化は、業務のスムーズな進行に寄与しています。

4. 内省日報Gemによる振り返り支援


「内省日報Gem」システムも導入されており、職人たちが業務を振り返るためのサポートをしています。AIがフィードバックを行うことで、職人が自分の行動や課題を見直し、業務改善に向けた対話を促しています。これにより、業務の質が向上し、社内のコミュニケーションが活性化しています。

今後の展望


原田左官工業所では、今回のAI活用を基に、さらに多様な業務の効率化を検討しています。これには、施工写真や工事指示書の作成支援、技能の伝承についてのAI活用が含まれています。最終的な目標は、職人たちの知見を社内の共通資産として活用できるようにし、全ての社員が必要な情報に容易にアクセスできる環境を構築することです。

関係者の声


原田左官工業所の社長、原田宗亮氏は、「AIツールを単に取り入れるのではなく、社員が実際に活用できる環境を整えてくれており、社員が徐々にその便利さを実感しています。今後も、業務のあらゆる面にAIを取り入れていきたい」と述べています。また、アルパカの代表、石垣翔太氏は、「原田左官工業所様のような企業に寄り添い、実務に根付いたAI活用を進めることができることを嬉しく思っています」と話しています。

会社概要


有限会社原田左官工業所は、東京都文京区千駄木に本社を構え、左官工事やタイル、ブロック工事などを手がけています。1949年の創業以来、日本の伝統的な技術を受け継いでいます。株式会社アルパカも大阪に位置し、中小企業向けに業務効率化支援を行っています。両社は、今後もさらなる業務改善に取り組むことでしょう。


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