ABEMAの新感覚トークバラエティ『ドーピングトーキング』が話題
今年の10月11日(土)、ABEMAで放送された『ドーピングトーキング』の#7は、笑いと涙が詰まったエピソードが続出しました。MCには霜降り明星の粗品を迎え、ゲストには九条ジョーやビスケットブラザーズの原田泰雅、囲碁将棋の文田大介、カーネーションの吉田結衣が参加。彼らの話芸が織り成す世界は、一見の価値があります。
芸人たちの刺激的な体験談
この番組では、普段の生活では決して経験できない状況や人々との出会いを語り合います。今回の放送では、特に九条ジョーの壮絶な人生が心を打ちました。彼は、死んだ父に会いたいという思いから青森のイタコを訪れることを決意。その結果、彼の感情がどのように揺さぶられたのか、非常に興味深いエピソードを披露しました。
九条ジョーの父への想い
九条ジョーは、実家に1億円を超える借金がある家庭で育ちました。その影響で両親は離婚し、父親とは常に疎遠でした。新型コロナの影響もあり、面会することもできないまま父は他界してしまったと語ります。彼は、その後悔を少しでも晴らそうと、イタコに会いに行くことになりました。「父は僕の状況を知らない。最後に伝えたかった言葉がある」と語る九条。その思いは、私たち視聴者の心にも届きました。
イタコとの口寄せ体験
九条が訪れたのは93歳の全盲のイタコ・中村タケ氏。口寄せを行うために必要な情報を提供すると、神棚の前で唱えが繰り返され、ついに“父の声”が聞こえる瞬間が訪れます。「安心して暮らしているから心配しないで」という言葉が九条に伝わり、スタジオ全体が驚きに包まれました。しかし、父親との特定できる“記憶”がなかなか出てこない中で、九条は重なる感情の中でもがく姿が印象的でした。
霜降り明星・粗品が語る感慨
粗品は、「いいドーピングでしたね」と、九条の経験について感慨深く語ります。九条が涙を流す姿は、多くの視聴者に共感を呼び起こしました。まさに、笑いと涙が織り交ざった感動の瞬間がそこにありました。
その他のゲストたちも刺激的
また、他のゲストも負けじと刺激的な体験談を披露しました。吉田は鈴鹿サーキットでのレースクイーンの実態を探り、華やかな世界の裏側を見学。原田は、伝説の彫り師“彫よし”一族のもとを訪れ、和彫りの文化を伝えます。彼らの体験談もまた新たな視点での発見があり、見逃せない内容でした。
まとめ
『ドーピングトーキング』は、ただのトーク番組ではなく、芸人たちの人生や感情に深く迫る内容で構成されています。放送を見逃した方は、ABEMAの見逃し配信でぜひご覧ください。次回の放送も期待したいところです。