文化振興協定
2025-06-12 15:33:59

大阪芸術大学短期大学部と伊丹市が文化振興で手を組む

大阪芸術大学短期大学部と伊丹市が文化振興で手を組む



2025年5月20日、兵庫県伊丹市の伊丹市役所にて、大阪芸術大学短期大学部と伊丹市は連携協定を締結しました。この協定は、地域の文化芸術活動の活性化と次世代を担う人材育成を目指すもので、両者の強い思いが融合したことにより実現したと言えます。

協定締結の背景



大阪芸術大学短期大学部(以下、短大)は、地域との深いつながりを築くことに力を入れ、教育や研究活動を進めてきました。今回の伊丹市との連携も、その一環として位置付けられています。伊丹市では、2024年10月に策定予定の「伊丹市文化振興ビジョン」において、創造力や感性を育むことを重視しており、地域社会の形成を目指しています。

このビジョンに呼応する形で、短大は地域社会の活性化に貢献することを望み、協定締結に至りました。協定により、伊丹市民がアートに触れやすくする鑑賞機会の創出や、学生と地域住民が協力して行う創作活動の実施に取り組む予定です。

学生による現場活動



締結式にはメディア・芸術学科の教員や学生も参加し、実際の現場で取材や撮影を行いました。放送専攻の学生たちは、まるで情報番組のように締結式の様子を記録し、先端メディア専攻の学生も、その場を活かした撮影を行いました。這う中で、塚本英邦学長や中田慎也伊丹市長への囲み取材も行い、現場の状況をしっかりと伝えました。

学長と市長のメッセージ



締結式において、塚本学長は「実践・実習を学びの根幹とし、地域との密着した活動が非常に意義深い」と語りました。同時に、学生たちが地域のマチづくりや産業振興、さまざまなイベントで活躍することを期待しています。

一方、中田市長は「文化芸術が心の豊かさを育む源であり、大学との連携によって文化芸術の交流機会を増やすことが、さらなる人づくりに繋がる」と述べ、この協定が市民にとって有意義であることを強調しました。

今後の展望



この連携協定を通じて、伊丹市と短大は文化芸術を通じて地域を活性化し、人材育成を進めていく予定です。具体的には、地域住民や学生が共に参加できる創作活動や、さまざまな表現を発信するための場を提供する計画が掲げられています。

地域を代表する文化施設と協力することで、両者の持つ資源を活用し、活力ある社会の実現へと連携を深めていくことでしょう。地域文化と教育の融合がもたらす未来が、とても楽しみです。

この協定は、地域の皆さんが文化芸術に親しむ際の新たな扉を開くことになるでしょう。伊丹市と大阪芸術大学短期大学部の今後の展開に、ぜひご期待ください。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪芸術大学 伊丹市 文化芸術

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。