大谷翔平選手の復帰時期についてロバーツ監督が語る
日本時間5月12日、ABEMAのインタビュー企画『おはようロバーツ』にて、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が大谷翔平選手の復帰時期に言及しました。今回のインタビューでは、ドジャースの戦況や選手たちのパフォーマンスにも迫ります。
大谷翔平選手の打撃好調と投手復帰の可能性
ロバーツ監督が話す中で、大谷選手は5月に入り8試合で5本のホームランを記録し、絶好調であることが強調されました。特に、父親になってから初めてのホームランに関しては、「パパになって早くホームランを打ちたがっていたので、ついに一発が出て、みんなで祝福した」と話し、彼の喜びがチーム全体に広がったことがうかがえます。
さらに、大谷選手の投手としての復帰時期についての質問に対して、ロバーツ監督は「オールスター前にはマウンドに上がらないと思うが、近いうちに投手として復帰できると良い」と明言しました。具体的には、5月8日のインタビューの中で、大谷選手が行った投球練習について言及し、「彼は現時点で150キロのストレートを投げているし、スプリットも素晴らしい」と高く評価しましたが、オールスター前には無理だとしています。
現在のドジャースの投手事情
ドジャースは今シーズン、先発投手の故障が続出しているため、非常に厳しい状況にあります。特に、タイラー・グラスノー選手やブレイク・スネル選手が怪我で欠場しているため、チームとしても早急な投手の補強を考えなければならない状況です。このような中で、元ドジャースの前田健太投手に関する質問も寄せられましたが、ロバーツ監督は「前田はタイガースから放出されたばかりで、彼を獲得することはないと思っている」との考えを示しました。
佐々木朗希選手への期待と祝福の声
また、ロバーツ監督は日本人投手のことにも言及し、5月4日のブレーブス戦でMLB初勝利を挙げた佐々木朗希選手のことを取り上げました。「彼には初勝利を挙げてほしかった。初勝利は自信につながり、その後の活躍にも影響する」と期待を寄せました。試合後には仲間たちからビールシャワーを受けて楽しんでいたことも報告されています。
山本由伸投手の活躍
さらにロバーツ監督は、山本由伸選手がナ・リーグの月間MVPに選ばれたことに触れ、その投球を「野茂英雄に似ている」と表現しましたを伝えました。ロバーツ監督は彼の直球とスプリットのコンビネーションを高く評価し、現状で「彼は最高の投手だ」と絶賛しました。
日本の伝統おもちゃに挑戦するロバーツ監督
番組の終わりには、日本の伝統的な遊び「だるま落とし」をロバーツ監督にプレゼント。ロバーツ監督は初めての挑戦に興奮し、見事に積み木を倒してだるまを落とすことに成功しました。この姿は、彼の日本文化への興味を示しており、視聴者に楽しさをもたらしました。
まとめ
ABEMAで独占配信される『おはようロバーツ』は、ロバーツ監督の視点から見るMLBの最新情報や選手たちのエピソードを通じてファンを楽しませてくれます。今後の大谷選手の復帰やドジャースの活躍に、しっかりと注目していきましょう。