ZenGroupが実店舗と越境ECをつなぐ新たなツールを導入
大阪に本社を置くZenGroup株式会社が、訪日外国人客の実店舗での集客と帰国後の再購入を狙った新サービス『ショップステッカー』を発表しました。このサービスは、オンラインショッピングプラットフォーム「ZenPlus」や「ZenLuxe」を利用する店舗において、実店舗と越境ECをスムーズに結びつけるものです。
背景と課題
ZenGroupは2023年5月より、購入時に配布されるショップカードを用いて、海外発送に対応した店舗を広く知ってもらおうと努めてきました。しかし、実店舗における客の反応や運用においていくつかの課題が見えてきました。
1.
認知の遅れ:カードを手渡すだけでは、入店前に「海外発送が可能な店舗である」ことを認識してもらうのが難しい。
2.
運用のムラ:スタッフの対応によって案内が統一されず、混雑時には案内漏れが発生することがあった。
これらの問題を解決するため、『ショップステッカー』が導入されました。店舗の入口や店内に掲示することで、訪問客に対して視覚的に情報を提供することができます。これにより、入店時の安心感と帰国後の再購入への道筋を同時に確保しました。
ショップステッカーのメリット
この新しい取り組みには、以下のような利点があります。
1. 入店ハードルの軽減
英語と中国語(繁体字)で「海外発送対応」と明記したステッカーを掲出することで、来店客に大きな荷物を持ち歩かずに、後で商品を送る選択肢があることを知らせることができ、入店を促進します。
2. 帰国後の「指名買い」環境の提供
ショップ専用のQRコードを付けることで、スマートフォンで簡単に各モールのショップページにアクセスできるようになり、帰国後も日本で購入した商品の再購入がしやすくなります。
3. スタッフの負担軽減
ステッカーの掲示により来店客全員に海外発送や再購入の案内を行えるため、スタッフが直接接客しなくても情報提供が可能になりました。「ZenPlus」や「ZenLuxe」でのショップ運営者には、特に希望があれば無料でショップステッカーを制作するサービスも用意しています。
導入実績と店舗の反応
実際にこの『ショップステッカー』を導入した店舗では、顧客への案内がスムーズになり、問い合わせ対応が改善されたという報告が寄せられています。スタッフが海外発送に関する説明をしなくても、QRコードを案内するだけで済むため、業務の効率化が図れています。
これまで海外発送を希望する際に対応が難しかった店舗でも、ステッカーのおかげで再購入をスムーズに推薦できるようになったとのことです。
越境ECモール「ZenPlus」と「ZenLuxe」について
『ZenPlus』は、日本の商品を海外へ届けるプラットフォームで、5,000以上の店舗が参加しています。手数料は販売時のみの成果報酬型で、出店者は新たなリスクを抑えながら越境販売が可能です。また、ラグジュアリーブランド品の越境ECモール『ZenLuxe』も運営されており、専用のサポート体制が整えられています。
ZenGroupのビジョン
ZenGroupは「世界の越境EC販売額の20%を日本から」のビジョンを掲げ、日本の優れた商品をシンプルに届ける仕組みづくりを進めています。現在、320万人以上の会員を有し、175の国・地域に商品を発送しています。これからも、グローバルな市場での日本企業の成長を支え続けることでしょう。