藤本ハルミ衣装展
2025-12-17 14:43:01

98歳ファッションデザイナー藤本ハルミ氏の衣装展が大阪で開催

2025年開催の大阪・関西万博に向けて、98歳の現役ファッションデザイナーである藤本ハルミ氏が手掛けたオートクチュールドレスが、2025年12月27日(土)から2026年1月12日(月・祝)まで、阪急うめだ本店の9階祝祭広場にて展示されます。この展示会は、藤本氏が創り出した衣装全20点を一般の人々に初めて公開するもので、万博におけるVIPアテンダントの衣装となっております。

展示会場では、藤本氏のデザインの根底にある伝統工芸の技術や、衣装制作に込められた想いを詳しく知ることができます。西陣織や友禅染といった日本が誇る伝統的な素材を用いた作品群は、その美しさだけでなく、背後に隠されたストーリーも魅力です。藤本氏は、日本の美を世界に発信するため、既存の伝統に新たな命を吹き込む努力を続けています。

「PASONA NATUREVERSE」というパビリオンでは、藤本氏の衣装制作コンセプトである『いのち、ありがとう』が、自然と人、人と人とのつながりを表現しています。展示される衣装は、未来社会に向けたメッセージを込めてデザインされており、訪れる人々に感謝の気持ちと共に未来への希望を伝える内容となっています。

このプロジェクトは、株式会社パソナグループとエイチ・ツー・オー リテイリングの包括業務提携によるもので、地域社会に貢献する新たな価値の創造を目指しています。藤本氏のアート像を通じて、伝統と革新の融合した世界観を体感できる貴重な機会です。

藤本ハルミ氏は、1927年に神戸で生まれ、若いころからファッションの道を歩んできた辛口のデザイナーです。彼女は1954年に神戸に「オートクチュール・マーガレット」をオープンし、以来地元のファッションシーンに多大な影響を与えてきました。1997年に70歳でパリオートクチュールコレクションに参加し、それ以降も国際的なショーでの成功を収めてきました。

今回の展覧会「百年の華、未来へ咲く」は、いかに伝統が現代へと受け継がれていくかを示す一例でもあります。展示を見に行くことで、藤本氏の94年にわたるクリエイティブな探求を感じ、彼女の思い描く未来像を受け取ることができるでしょう。

■開催概要
  • - 展示名: 大阪・関西万博 パソナグループパビリオン 藤本ハルミ オートクチュールドレスアーカイブ展「百年の華、未来へ咲く」
  • - 期間: 2025年12月27日(土)~2026年1月12日(月・祝)
  • - 場所: 阪急うめだ本店 9階祝祭広場(大阪府大阪市北区角田町8番7号)
  • - 主催: 株式会社パソナグループ/株式会社阪急阪神百貨店
  • - URL: https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/japanandme/exhibit.html


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